こんにちは!元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は、15分で作れるお手軽フライドチキンをご紹介します。鶏むね肉を小さめのスティック状にして揚げて、子どもが食べやすいフライドチキンにします。簡単なのに子どもウケばっちりで、完食率が高い人気メニューです!揚げ焼きで簡単にできるので、ワーママにおすすめのおかずです。

子どもが食いつく!簡単フライドチキン

ワーママは、仕事で疲れている中、ごはん作りに家事に大忙しですよね。忙しい中でなんとか作ったごはんでも、子どもが気に入ってくれないこともあります。「いらない!」と言われて、さらにイライラ…なんてことも日常茶飯事です。

そこで、子どもが食いついてくれる、子どもウケ抜群のフライドチキンはいかがでしょうか。

【材料】(2〜3人分)
鶏むね肉 1枚
☆酒 大さじ1
☆砂糖 小さじ1
☆マヨネーズ 小さじ1
☆塩 ふたつまみ
片栗粉 大さじ3
サラダ油 適量

<バーべキュー風ソース>
ケチャップ 大さじ2
ウスターソース 大さじ2
(お好みで、にんにくすりおろし1片分)

【作り方】
1. 鶏むね肉は皮を取って、フォークで表裏10ヶ所ずつくらい刺す。横半分に切ってから、細めのそぎ切りにする。

子どもが食べやすいスティックサイズを意識して切ると、あとで揚げやすく、食べやすいです。

2. ポリ袋に(1)と☆を入れて、袋の上からよく揉み込む。

3. 別のポリ袋に片栗粉と(2)の肉を入れ、肉全体に粉をまぶす。

ポリ袋に少し空気を含ませて、優しく上下に振ると、まんべんなく付きやすいです。ポリ袋が破れないように、優しく振りましょう。

4. フライパンに1cmくらいの深さのサラダ油を熱し、(3)を揚げ焼きにする。片面が揚がったら、裏返す。

5. 肉が揚がったら、フライパンから取り出して完成。

付け合わせのソースは、ケチャップとウスターソースを混ぜ合わせるだけのバーベキュー風ソースです。お好みで、にんにくのすりおろしを少し入れるとおいしいです。家族には、にんにく入りの方が断然好評でした!ケチャップのみでも、おいしいですよ。

ポリ袋で洗い物削減!揚げ焼きで手軽に

お手軽フライドチキンの時短ポイントは、以下の2点です。

・ポリ袋を使う。
・スティック状に切るので、すぐ火が通る。

まず、肉の下味や衣付けにポリ袋を使います。洗い物を減らせて、手も汚れないので、スピーディーに作業ができますよ。ただ、気を付けたいのが、下味と衣付けのポリ袋を分ける点です。それぞれポリ袋を別にすることで、鶏肉にまんべんなく片栗粉をまぶすことができます。

また、スティック状なので、少ない油で揚げ焼きができます。揚げ物はハードルが高いなと思う方も、揚げ焼きなら気軽にできますね。唐揚げより手軽ですぐ完成するので、疲れたけど揚げ物が食べたい!という時におすすめです。

簡単なのに、子どもウケ抜群!下味冷凍保存も可能

お手軽フライドチキンの最大の魅力は、子どもウケがいいことです!揚げ物が好きな我が家では、作ったそばから子どもの手が伸びてくる人気メニューです。

忙しい中で作った夜ごはんを、子どもが全然食べてくれない…そんなお悩みを抱えているワーママも多いと思います。お手軽フライドチキンなら、簡単なうえに、子どもが自分から手を伸ばしてくれるので、ノンストレスで夜ごはんを迎えられますよ。

また、スティック状なので、手づかみ食べがしやすいです。小さいお子さんにもおすすめです。食べやすい大きさなので、お弁当にもぴったりなおかずです。

節約食材の鶏むね肉が、子どもウケするおかずに変身するというのも、嬉しいポイントです!鶏むね肉が安い時に買っておいて、下味を付けた状態で冷凍保存しておくこともできますよ。

鶏むね肉をスティック状に切って下味に漬けたら、ポリ袋のまま冷凍庫で保存します(レシピの(2)の状態です。冷凍保存目安は2週間です)。食べたい時は解凍して、レシピの(3)から手順通りに作るだけなので、工程を省けて便利ですよ。

15分で作れるお手軽フライドチキンをご紹介しました。仕事で疲れている中、頑張って作ったごはん。子どもには喜んで食べてもらいたいですよね。お手軽フライドチキンなら、簡単なうえに子どもが食いついてくれるので、一石二鳥のメニューです!ぜひ、お試しください。