苦手な具があると食べられない…主婦目線でつくった「具なし」茶わん蒸し
堀川(新潟県北蒲原郡)が2月21日発売した新タイプの茶わん蒸しが新潟(エリア限定品)で話題だ。アイデアから開発、パッケージデザインまで同社の事務所女性スタッフ7人が手掛けたことも一因。さらに具材が一切入っていないことも、今までなかった提案として注目されている。
「だしきわだつ茶碗蒸し 善(zen)」と商品名も独特。“子どもから年配の方まで家族みんなで、美味しくシンプルで食べやすく、だしを存分に味わえる”がコンセプト。商品開発は初めてという女性7人のうち大半が主婦で、主婦目線による課題解決が潜在ニーズの掘り起こしにつながる可能性がある。「苦手な具材があると食べられない」「具があると食べにくい」といった家庭の声を反映した。
佐渡沖産のアゴエキス・日高産昆布エキス・焼津産鰹節だしを使用し、本格的なだしのうまみを追求。クラフトパッケージを採用し、既存イメージの脱却を図った。150g、D+14。当面は新潟県での限定発売。
◇日本食糧新聞の2017年3月13日号の記事を転載しました。
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