キッズ食育トレーナーの石井千賀子です。まだまだ寒い日は続き、働くお母さんの夕ご飯の買い物が楽になるのはもう少し先ですね。そんな夕飯の「もう一品ほしい」時に野菜室をのぞくと高確率である野菜が「じゃがいも・人参・玉ねぎ」。比較的長く保存がきくため、常備しているご家庭は多いのではないでしょうか。今回はその常備野菜と、缶詰の王道「ツナ缶」を使ったもう一品ほしいときに役立つレシピをご紹介します。

新じゃがとツナの重ね焼き

ホワイトソース不要のグラタン風簡単副菜です。

【材料】(2人分)
新じゃが 小4つ
玉ねぎ 1/2個
ツナ缶 1缶
マヨネーズ 小さじ2
ピザ用チーズ 20g

【作り方】
1. 新じゃがを皮のままスライサーで薄切りにする。
※この時期の新じゃがは、皮も柔らかく、食べやすいです。きれいに洗い、芽はしっかり取り除いてください。新じゃがでないときや、皮が気になる場合には皮をむいてくださいね。

2.玉ねぎは薄切りにする。

3.ボウルに玉ねぎ・ツナ缶(油は切る)・マヨネーズを入れ、混ぜ合わせる。

4.耐熱皿に(1)のじゃがいもを敷き、(3)を重ねる。それを数回繰り返す。

5.ラップをふんわりかけて600Wで3分30秒加熱する。

6.ピザ用チーズをかけ、オーブントースターで焼き目がつくまで(5~6分)焼く。

人参とツナのナムル

人参の千切りもスライサーを使えばあっという間!作り置き、お弁当のおかずにも。

【材料】(4人分)
人参 1本
豆苗 1/2株
●ツナ缶(油をきる) 1缶
●ごま油 大さじ1
●しょうゆ 大さじ1
●白ごま 大さじ2
●塩 小さじ1

【作り方】
1. 人参はスライサーで千切りにする。
2. 豆苗はハサミで半分に切る。
3. (1)と(2)を耐熱ボウルにいれ、ラップをふんわりかけ600Wで3分加熱する。

4. (3)に●をすべて入れ、混ぜ合わせる

豆苗以外にも、キュウリや小松菜など野菜室にある緑の野菜でも代用可能です。ほうれん草はあくが強いのでおすすめはしません。レンジをかけた後、水気が出るようであれば水気を切ってくださいね。

粗熱を取り保存容器に移して冷蔵庫で保存が可能です。翌日のお弁当にいかがでしょうか?

新玉ねぎのまるごと煮

加熱すると甘み倍増!5分でできて、遅く帰るパパにもおすすめ。

【材料】(2人分)
新玉ねぎ 1個
●ツナ缶 1/2缶
●ベーコン 2枚
●粉チーズ 小さじ1
●オリーブオイル 小さじ1
●塩 ひとつまみ
黒こしょう(お好みで) 適量
パセリ(お好みで) 適量

【作り方】
1. 新玉ねぎは皮をむき繊維を断ち切るように半分に切る。
2. ベーコンをみじん切りにし、●をすべて混ぜ合わせる。
3. 耐熱皿に玉ねぎを敷き、(2)をのせ、600Wで4分加熱する。

4. オリーブオイルを回しかけ、お好みで黒こしょうとパセリをかける。

「もう一品」にぴったり

じゃがいも・人参・玉ねぎの使い方は、カレーやシチューがメインで、副菜はマンネリ化しがち。簡単な調理法でできる副菜のレシピですので「もう一品ほしいなぁ」というときにも参考にしていただけると嬉しいです。