甘辛く炒ったひき肉と卵がたっぷりのったそぼろ丼は、大人も子どもも食が進む組み合わせですね。今回は人気のそぼろ丼に野菜もプラスして、1品で満足な食べ応えあるメニューをご紹介します。順序よく調理すれば食材が多くてもスムーズに作ることができますよ。

4色そぼろ丼のレシピ

【材料】( 2人分)
ひき肉 150g
卵 2個
にんじん 1cm分
小松菜 2株
白ゴマ 適量

<調味料1>
しょう油 大さじ1
砂糖 大さじ1
みりん 大さじ1/2
酒 大さじ1

<調味料2>
しょう油 小さじ1/2
砂糖 ひとつまみ

【作り方】

1.鍋に水を入れて火にかける。沸騰するまでに小松菜を洗って3cm幅に切り、にんじんは千切りにする。

2.沸騰したら小松菜を茹で網じゃくしで冷水に取る。次ににんじんを加えて茹で、ザルに上げる。

3.鍋に油を入れて熱し、炒り卵を作って皿にとっておく。

4.鍋に油を少量足してひき肉を加えて炒め、<調味料1>で味付けをする。

5.小松菜は<調味料2>で味付けし、にんじんはゴマ油少々(分量外)で和える。

6.ご飯を丼鉢によそい、具材を彩り良く盛り付ける。

鍋1つで順序よく!時短調理のコツ

今回は子どもにも大人にも大人気のそぼろ丼のご紹介です。ひき肉だけでなく、炒り卵に青菜、ニンジンをトッピングすることで、彩りはもちろん、栄養バランスもよく1品でおかずがなくても満足できる丼メニューにしました。

いろいろな具材を用意するとなれば、調理に時間と手間がかかりそうですが、ご紹介したレシピなら、お鍋1つで出来るので簡単です。時短調理のポイントは、調理の順番!茹でる→炒めるの手順で進めましょう。

まずは鍋に湯を沸かし、その間に野菜を切って準備します。そのままでは大きな鍋が必要な小松菜も、カットすれば小鍋で調理ができます。

茹で物が済んだら次に炒め物です。茹でるのに使用した鍋は余熱が残っているので温まるのも早く、次の調理にスムーズに入ることができます。

また、炒り卵→ひき肉の順番に調理すれば、色や味が混ざることもありません。

フライパンに小鍋、中鍋といろいろ出して作るとあっという間にキッチンも散らかってしまいますが、順番を意識するだけで最小限の調理器具でスムーズに進むので、片付けの時間も短縮できます。

大皿盛りでひな祭りのおもてなしにも!

野菜もお肉も卵もバランスよく1品で食べられる具沢山そぼろ丼は、平日の晩ご飯に主菜、副菜etc…と献立を考える手間がいらず、また洗い物も少なくて済むので、忙しいワーママさんにぜひおすすめしたいメニューです。

なんとなく丼と言えば、忙しい日のお助けメニューや週末の昼ごはんのイメージが強いかもしれませんが、器と盛り付けを変えればひな祭りのおもてなしにも使えますよ。

上の写真は楕円の大皿にご飯を広げ、そぼろと炒り卵を交互に盛り付けて、間に彩り野菜をトッピングして仕上げたおもてなしのそぼろ丼です。野菜の緑とニンジンのオレンジ色でパッと華やかで、丼とはまた違うオシャレな1皿が完成しました。

普段の晩ご飯からひな祭りのおもてなしまで、そぼろ丼をいろいろな食べ方で楽しんでみてはいかがでしょうか。