寒くなってくると、クリームシチューが食べたくなりますよね。ごはんにも、パンにも合うので、夜ごはんにも出しやすいですし、翌朝のスープ代わりにもなったりと、働くお母さんには、シチューは大きな味方ではないかなと思います。けれども、多めに作り置きをして、連日同じシチューだと、子どもも「またー?」となりがち。せっかく、お肉もお野菜も入った栄養満点シチューですから、子どもにも喜んで食べてもらえたら嬉しいですよね。
そこで今回は、主食・主菜を両方兼ねそろえたアレンジレシピをご紹介します。クリームに絡めると野菜も食べやすくなりますので、野菜が苦手なお子さまにもおすすめです。

カルボナーラ風スパゲティ

子どもが好きなカルボナーラ。シチューにベーコン・卵・チーズを加えることで、コクも旨味もたっぷりのカルボナーラに変身します。

【材料】(2人分)
クリームシチュー おたま2杯分
早ゆでスパゲティ(1.6mm) 150g (半分に折る)
ベーコン 4枚
卵黄 1個
ピザ用チーズ 50g
水 500cc
黒こしょう 適量(お好みで)
パセリ 適量(お好みで)

【作り方】
1.ベーコンをハサミで1cm幅に切り、フライパンで炒める。
2.クリームシチューと分量の水を(1)のフライパンに加え、沸騰したらスパゲティを加える。
3.中火でスパゲティの表記通りの時間(3分)煮る。
4.麺が柔らかくなったら、チーズを加え、溶かす。

5.卵黄をくわえ、固まる前によく混ぜる。
6.皿に盛り、お好みで黒こしょう・パセリをかける。

<時短のコツ>
スパゲティは下茹する必要がなく、お鍋の洗い物が減り、時短になります。忙しい平日夜の「お手伝いしたい!」という子どものリクエストにも、スパゲティを半分におる作業や、ベーコンをハサミで切る作業は、お願いができ、子どもの満足度も上がります。

トマトクリームリゾット

トマト缶をつかって、味に変化をもたせたメニューです。

【材料】(2人分)
クリームシチュー おたま2杯分
米 1合
カットトマト缶 200g
バター 10g
ピザ用チーズ 30g
水 250cc

【作り方】
1.フライパンにバターを入れ、米を加えよく炒める。
2.カットトマト・シチューを加え米とよく混ぜる。

3.ピザ用チーズを加え、蓋をして10分間煮る。

4.火を止め5分蒸らす。

<時短のコツ>
カットトマト缶を使うので、包丁いらず。また、お米を炊いておく必要もないので、白米がない!なんて時にも使えるレシピです。フライパンのふたを開けた時のチーズが溶けていい香りがするところなど、夕飯を待っているお子さんを呼んで一緒に蓋を開けると、「わぁ!」とお子さんの笑顔も見られますよ。

もし、残りごはんや、冷凍ごはんがある場合には、ごはんを温めたのち、ごはん・シチュー・トマト缶をフライパンに入れ、よく混ざったらチーズを加えると、5分で夕飯が完成します。

クリーミーカレーうどん

カレー粉とめんつゆを加えることで、ちょっと和風なカレーうどんができます。洋風に飽きてしまったときにオススメの一品です。

【材料】(2人分)
シチュー おたま2杯分
冷凍うどん 2つ
カレー粉 小さじ1
めんつゆ(3倍濃縮) 50cc
水 200cc

【作り方】
1.鍋に、シチュー・カレー粉・めんつゆ・水を加える。

2.冷凍うどんを(1)に加え、3分煮る。

<時短のコツ>
冷凍うどんをゆでたり、レンジにかけずに使用するので時短になるレシピです。クリームシチューを使うことで、辛すぎることなく、子どもも食べやすい一品です。煮込んでいる間に、薄切りしたネギを入れるのもおすすめです。

アレンジレシピが忙しい平日夕飯のお助けに

いかがでしょうか。基本のクリームシチューは、ご家庭の定番シチューで構いません。普段よりも野菜を少し小さめに切ると、アレンジした際、他の材料と馴染みますし、お子さんも野菜を食べやすくなりますよ。

これからますます日が短くなり、夕飯までの時間は忙しく感じるようになりますね。アレンジレシピで忙しい平日のお助けになると嬉しいです。