こんにちは。製菓衛生士の藤永瞳です。仕事終わりに何品もおかずを作るのは、かなり大変ですよね。そのため、魚介類よりもガツンとお腹にたまるお肉料理がメインになりがち…なんてご家庭も多いのではないでしょうか。ですが、特に幼少期は魚介類も野菜もバランスよく食べてもらいたいもの。そこで今回は15分でできるボリューム満点のエビマヨのレシピを紹介します。

子どもが喜ぶエビマヨのレシピ

エビマヨはマヨネーズベースのまろやかなソースなので、子どもウケがいいでしょう。またケチャップや牛乳、砂糖など多くのご家庭に常備されている調味料でできるので、特別な食材は必要ありません。

【材料】(3人分)
むきエビ 200g
片栗粉 大さじ1
じゃがいも 中1個
ブロッコリー 1/3房

マヨネーズ 大さじ2
ケチャップ 大さじ1
牛乳 小さじ1
砂糖 小さじ1

【作り方】

  1. じゃがいもとブロッコリーを食べやすい大きさにカットし、それぞれ電子レンジで火を通す。
  2. むきエビに分量外の片栗粉と少量の酒をまぶして揉み込み、流水で洗ったら水気を拭き取る。
  3. ビニール袋に(2)と片栗粉を入れてまんべんなくまぶしたら、揚げ焼きにする。
  4. ボウルに調味料を全て入れて混ぜ合わせる。
  5. そこに(1)と(3)を入れて混ぜ合わせたら完成。

下処理をカットできるむきエビを使用して時短

エビがメインの料理を作るときに気になるが、下処理の面倒臭さではないでしょうか。殻をむいて背ワタを取りだし臭み取りをする、というのは時間も手間もかかりますよね。そこで、今回は下処理が楽なむきエビを使用します。むきエビの下処理は、臭み取りのみでOK!片栗粉と酒を入れて揉んだあと、流水で洗いましょう。

今回は揚げ焼きにするので、そのあとにキッチンペーパーなどでしっかりと水気を拭き取ってください。

むきエビはブラックタイガーなどの大きいエビと比べて、ぷりぷりと柔らかく小さいお子さんが食べやすいのもメリットです。調理前や盛り付けの際に子ども用にカットするのは、地味に時間のかかる作業なので、それが省けるのは助かりますよね。

そして、“揚げ焼き”というのも時短のポイントです。油を少量しか使わないので、普通の揚げ物料理に比べて後片付けが格段に楽になります。

野菜を加えて栄養満点の一品に

今回はじゃがいもとブロッコリーを使用しましたが、エビマヨのソースはその他にもスナップエンドウ、にんじん、さつまいも、玉ねぎなどどんな野菜とも相性がいいです。

「仕事終わりで1品しかおかずを作る時間がない!」なんてときは、自宅にある野菜をたっぷりと入れて作れば栄養バランスが取れます。

我が家の娘2人は、「エビ大好き!マヨネーズ大好き!」なので、エビマヨはとってもお気に召したようです。2歳になったばかりの次女は、ブラックタイガーだと小さく切らないとうまく飲み込めないのですが、むきエビならまるごと口に入れても大丈夫なようでした。ぜひ、小さいお子さんがいるご家庭も作ってみてください。