「麺屋Hulu-lu」の古川雄司店主は大のハワイ好き。「自分の好きな空間で仕事をしたい」との思いから、同店をハワイアンカフェをイメージしたラーメン店にした。人気のサイドメニュー「スパムむすび」は、古川店主がハワイで食べたものがベースになっている。

「もう20年以上前のことです。まだこの店を始める前ですが、いつかはラーメン店をやりたいと思っていました。食べたとき、『これは、ラーメンに合う』とピンときましたね。ただ、スパムが厚くカットされていたので、日本人にはちょっと脂っぽいと思い、改良しました」。

スパムむすび 220円(税込み) ラップで個包装して提供される。ご飯の量は約90g。デンファレを添えてハワイアンに

厚さ約5mmにスライスしたスパムの両面を焼いて余分な脂を落とし、ご飯との間に大葉とごま昆布を挟んだ。ご飯にはあえて塩味を付けずに、スパムの塩分とうま味を味付けに生かしている。

通常1個=220円が200円になる、ラーメンやまぜそばとのセットも人気だ。

ハワイアンカフェのような店内

●店舗情報
「麺屋Hulu-lu(フルル)」
所在地=東京都豊島区池袋2-60-7

◇外食レストラン新聞の2020年1月6日号の記事を転載しました。