森永製菓は、「ホットケーキの日」の記念日である1月25日に合わせ、話題を喚起し需要拡大につなげる。特設サイトを開設。ツイッターで「至極のホットケーキ」をテーマにレシピを募集するほか、井村屋とコラボレーションし、「ホットケーキまん」=写真=を1月中旬から発売する。

「ホットケーキの日」は、一年の中でも特に寒くなるこの時期においしいホットケーキを食べて心も体も温めてほしいという願いから、森永製菓が記念日を申請し、日本記念日協会が制定した。1902年1月25日に北海道の旭川気象台で日本の観測史上最低気温がマイナス41.0度を記録したことからこの日とした。

「ホットケーキの日」を記念して、とっておきの「至極のホットケーキレシピ」をツイッターで募集。投稿者の中から、抽選で125人にホットケーキの膨らみ具合(厚さ2.3cmを推奨)を測ることができるホットケーキ型メジャー(1個)をプレゼントする。

26日から特設サイトで「至極のホットケーキ」を求めて奮闘するマーケターの様子を5回にわたって公開。極寒の旭川へ行き、体を張って入手した新鮮な食材でマーケター自らが考える「至極のホットケーキ」を作るほか、ツイッターで投稿されたレシピや、森永製菓社員から集めたレシピの中からよりすぐりのものも紹介。

さらに、「一緒に『ホットケーキの日』『中華まんの日』を盛り上げましょう」という着想から2年、昨年は実現できなかった夢の「ホットケーキまん」の1月中旬発売が決定。

卵と牛乳を使用したふんわり生地の中に、森永ケーキシロップにカナダ産メープルシロップを隠し味に加えたオリジナルソースとバターペーストが入っており、まるでホットケーキのような味わいを楽しむことができる。全国のスーパーマーケット(北海道・九州地方を除く)で販売。2個、メーカー参考価格300円(税抜き)。

◇日本食糧新聞の2020年1月8日号の記事を転載しました。