公認スポーツ栄養士・3児のママの馬明(まみょう)真梨子です。先日、長女が誕生日を迎えました。平日の仕事のある日でしたが、当日にごちそうにしてほしいというリクエストだったので今回ご紹介する煮込みハンバーグを作りました。前日準備などはせずに調理工程をできるだけ省くことで「時短」を目指しました。野菜も一緒に煮込こみ、他のメニューも省いて全体的な調理時間も短縮しています。

野菜も具だくさんに!市販ルウを使った煮込みハンバーグ

ハンバーグはタネに玉ねぎのみじん切りやそのほかの野菜をみじん切りにして作ることが多いと思います。包丁を使うみじん切りは時間が必要ですし、フードプロセッサーも我が家にはありますが、個人的には出したり片付けがちょっと面倒だなと思うことがあります。

今回、煮込みハンバーグに市販のデミグラス(ハヤシ)ルウを使いました。野菜も一緒に煮込めば、野菜メニューを考えなくてもOK。そのくらい気軽に作っていただけたらなと思います。

【材料】(4人分)
<ハンバーグのタネ>
ひき肉 300g
塩 小さじ1
こしょう 少々
ハーブソルト 少々(お好みで)
マヨネーズ 大さじ2
パン粉 大さじ3
牛乳 大さじ2

<ルウ具材>
固形ルウ(今回はハヤシルウ) 1/2箱
玉ねぎ 小2個
人参 1本
しめじ 1株
パプリカ 1個
※お野菜はお好みで

【作り方】
1.パン粉を牛乳に浸す。
2.野菜はざく切りにする。
3.ボウルにハンバーグのタネを全て入れ、粘りがでるまでこね成形する。
4.鍋に油を入れ、ハンバーグを並べ両面に焼き色をつける。
5.野菜・固形ルウに必要な分の水を加え煮込む。

※人参は型抜きしています!

6.野菜が柔らかくなったらルウを加えて完成!

食材を切る時間をカット!野菜も一緒に煮込んで時短

平日の夜ごはんはとにかく急ぎたい。準備を朝や前日にしていればいいものの下準備が出来ていないことはよくあります。私自身の夕ごはん作りは野菜のカットもザクザク切ってつくるメニューがほとんどです。そんな中、ハンバーグのリクエスト。

今回のポイントは調理作業時間の短縮です!ハンバーグのタネには玉ねぎのみじん切りを使いますが、みじん切りをする時間も惜しい。ということで、今回は玉ねぎをみじん切りせず、ルウの具材として使うことで調理時間を短縮しました。

また、野菜を一緒に煮込むことで煮込みハンバーグならぬハンバーグシチューにすることで他の野菜料理もカットし、1品で主菜・副菜・汁物のメニューにし調理時間をトータルで短縮するメニューにしました。

一緒に煮込む野菜もレンジで加熱しておけば、鍋で野菜を煮込む時間も短縮でき、さらに時短になりますよ。

ごはんも一緒に盛ってワンプレートに!

ハンバーグのタネには卵の代わりに「マヨネーズ」

ハンバーグの材料の定番には「卵」があります。卵にはつなぎの役割があり、上手に成形し焼きあげるためにも大切な材料です。ですが5人家族の我が家にとって卵は大変貴重で少しでも節約したいなという思いがあります。そこで代用品として「マヨネーズ」を使っています。

マヨネーズの原材料には「卵」「酢」「油」「食塩」が使われています。つなぎの役割をしてくれる卵だけでなく、油や酢が肉を柔らかくしてくれる効果があります。さらに食塩はひき肉に粘りをだしつなぎの役割をしてくれる調味料です。マヨネーズの食塩は少量なので塩も今回のレシピでは加えています。

またパン粉もつなぎの役割をしてくれますが、マヨネーズとパン粉を両方使ったことでよりふんわりとした食感のハンバーグに仕上がっています。ぜひお試しください。