ローソンは、大ヒットしたバスク風チーズケーキ「バスチー」を初めて刷新し、スイーツカテゴリーをさらに強化する。25日からリニューアル品を発売するほか、ラインアップを充実し、年間で販売が大きく伸びる年末年始商戦で弾みをつける。

同社のチルドデザートは既存店売上高前年比は約4割増(11月末時点)を確保して好調だという。3月発売の「バスチー」を皮切りに、「ザクシュー」「モチーズ」「ホボクリム」など新スイーツで5800万個以上販売したほか、10月に発売の「カプケ」シリーズも770万個以上、「どらもっち」シリーズも1300万個以上とヒットに恵まれた。

看板商品の「バスチー バスク風チーズケーキ」(税込み215円)は今回のリニューアルで北海道産純生クリームや卵黄を増量し、さらに濃厚に仕上げたほか、表面のベタつきも改良して食べやすくした。

ほかにも12月25日から1月13日まで販売の「スノーバスチー 同」(税込み380円)や12月26日から1月27日までの「ノーホボクリム(いちごミックス)ほぼほぼクリームのシュー」(税込み245円)のほか、12月26日から1月3日まで「ぷるるん まるごとプリンパフェ」「ザクザク チョコレートパフェ」「もちもち濃い茶パフェ」(各税込み380円)、「紅白ミニもち食感ロール3本入り」(税込み430円)や「苺のミニホールケーキ」(税込み550円)と「ふわふわスフレチーズケーキ」(同)を販売する。

同社の18年度の実績では年間で最もスイーツが売れる日は12月24日で、2番目が1月1日だという。販売が大きく伸びる時期にラインアップを充実し拡販に注力する。

◇日本食糧新聞の2019年12月25日号の記事を転載しました。