管理栄養士・ワーママのmidoriです。もうすぐクリスマスですね。わが家のこどもたちもクリスマスを楽しみにしています。クリスマスや誕生日、結婚記念日など記念日のお祝いは、平日だと家族がそろわなかったり、バタバタしてしまうため、記念日に近い休日に済ませるご家族の方も多くいると思います。でもクリスマス、誕生日「当日」のごはんも、少しいつもと違うごはんを食べて、お祝いしたい!と思いませんか?
今回は忙しい平日に仕事後でも間に合う、帰宅後15分で4品出来る簡単な記念日レシピをご紹介します。献立はハッシュドビーフ、ターメリックライス、にんじんのポタージュスープ、サラダです。4品を15分で作ります。

ハッシュドビーフのレシピ

玉ねぎの甘みとバターのコクがおいしい、牛肉たっぷり!こどもも大好きなハッシュドビーフです。

【材料】4人分
玉ねぎ 中1個
人参 4cm
マッシュルーム 6個
バター 20g
サラダ油 少々
塩 少々
牛肉(切り落とし) 200g
赤ワイン 100ml
A ケチャップ 大さじ3
A デミグラスソース 200g
A 水 150ml(3/4カップ)
塩、胡椒、砂糖 少々

【作り方】
1.玉ねぎ・マッシュルームは薄切りにします。人参は縦半分に切り、薄切りにします。

2.フライパンにバターとサラダ油少々を加えて、(1)と塩ひとつまみを入れて炒めます。

3.玉ねぎが少ししんなりしたら、牛肉を一口大にちぎりながら鍋に入れて炒めます。
4. 肉の色が変わったら赤ワインを鍋に回し入れ、沸騰させてアルコールをとばします。Aを加えて中火で10分煮ます。塩・胡椒・砂糖を入れて味をととのえます。

ターメリックライスのレシピ

ターメリックで辛くなく黄色く色づく、こどもが喜ぶごはんです。

【材料】4人分
米 2合
水 430ml(炊飯器の目盛り通りで良い)
塩 小さじ1/6
ターメリック 小さじ1/6
バター 5g

【作り方】
1.米は洗い、分量の水につけます。
2.ターメリック・塩を混ぜてバターをちぎって全体にのせてご飯を炊きます。

ベビーリーフのサラダのレシピ

ベビーリーフは葉の新芽。1袋購入すると様々な葉野菜が入っており、彩りも良くなります。葉のみどり、トマトの赤、チーズの白、この3色はクリスマスカラーです。

【材料】4人分
ベビーリーフ 2袋
パルメザンチーズ 適量
ミニトマト 適量
好みのドレッシング 適量

【作り方】
1.ベビーリーフはさっと洗い、水気をふきとります。
2.(1)を器に盛り付け、チーズ・トマトを飾ります。ドレッシングをかけていただきます。

人参のポタージュレシピ

人参の臭みやクセがなく、食べやすいポタージュです。

【材料】4人分
人参 1本(100g)
玉ねぎ 1/4個
水 300ml
コンソメ 小さじ1・1/2
牛乳 約50ml
塩、胡椒 少々

【作り方】
1.人参は3〜4cm長さの千切り、玉ねぎは薄切りにします。
2.人参・玉ねぎ・水とコンソメを入れて野菜がやわらかくなるまで煮ます。(約8分〜)

3.(2)をブレンダーにかけてまわし、ペースト状にします。

牛乳を入れて火にかけ、塩・胡椒で味をととのえます。

帰宅後、4品を15分で完成させるためのタイムスケジュール

15分で完成させるには段取りが大切。整理しましたので確認してください。

【朝の準備】
・お米を洗い、分量の水につけます。ターメリック・塩・バターを入れて帰宅時に炊き上がるようにタイマーをセットしておきます。
・にんじんの千切り(スープ用)を準備します。

【帰宅後のタイムスケジュール】
1.野菜を切る。玉ねぎをスライスする。人参・マッシュルームを切る。
2.スープの野菜を煮る。(8分)
3.ハッシュドビーフを作る。煮る。
4.サラダを盛り付ける。
5.スープの野菜がやわやかくなれば、ペースト状にする。牛乳・塩・胡椒で味をととのえる。
6.ハッシュドビーフの味をととのえる。できた料理を盛り付ける。

便利でおすすめ!時短調理にブレンダー

時短のためにわが家で役に立っているのが「ハンドブレンダー」です。ポタージュを仕上げるとき、ミキサーに具材を入れて回すこともできますが、このブレンダーを使えば鍋のままブレンダーを入れてスイッチを入れるとあっという間にペースト状になります。

鍋からミキサーに移す手間なく、洗い物も必要なし。わが家で重宝している道具です。様々なポタージュスープ、スムージーなども作ることができ、離乳食作りにも役立ちました。ポタージュは朝ごはんにも作ることが多く、忙しい朝にも使いやすいです。

また、人参の千切りは時間のあるときに、千切りにして保存袋に入れておくと便利です。冷蔵庫に入れて1週間程度日持ちがします。野菜炒めやきんぴら、みそ汁等に使うことができ、準備しておくと何かと便利です。

牛肉は切り落とし肉を使用します。大きさが丁度良いときは、そのまま使えますし、大きい時は手でちぎって使うことができます。包丁・まな板を洗う手間を省くことができます。

カレーやシチューなどに比べ、野菜を薄切りにしている分、煮込み時間が短く仕上がるメニューです。

盛り付けはこどもたちにお任せしても楽しめる!

クリスマスのリースの形ならば、小さなこどもでも作ることができます。わが家の3歳の子も楽しくリース型を作りました。「ベビーリーフは様々な野菜の葉が集まっているね」など、会話を楽しみながら一緒に作ると楽しいです。

またマスキングテープなどを使って楊枝にテープをつけて旗を作ったり、ピッグを使って盛り付けると「普段とは違う、特別な料理」という感じが出てこどもは喜びます。

クリスマスならサラダはリース型の盛り付けも良いですね。

ワンプレートで盛り付けて旗やピッグを指す盛り付けも子どもは喜びます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。「記念日といえば!この味だよね、このメニューだね!」と、子どもたちが大人になっても記憶に残る「わが家の味」になってもらえたらいいなと思い、考えたメニューです。わたしの子ども達も大好きなメニューです。

忙しい平日の夕飯にもサッと作ることができる少しいつもと違う特別なご飯。わたしの中にも、食べたくなる母の料理は何品もあります。「食の記憶」ってとても素敵なものです。

段取り良く仕上げれば15分で作ることが可能なレシピです。ぜひお試しください。