ローソンストア100は、恒例の「100円おせち」シリーズを昨年の28品から32品に拡充、前年比20%増の138万個の販売を目指す。欲しいものだけを欲しい量だけ購入できる利便性が少人数世帯のニーズを捉え、16年以降は2~3割増を継続、昨年は33%増の115万個を売上げた。

おせちは、家庭で作るものから購入するものへとシフトし、関連商材や流通各社の予約おせちは、成長分野となっている。消費増税があった今季は、内食志向の高まりで、さらなる伸長が期待できる。

そうした環境の中でローソンストア100のおせちシリーズも大幅に売上げを伸ばしてきたが、例年25日から販売を開始して26日には売上げのピークになるという。本体価格100円を実現するために商品を数量限定にせざるをえないからだ。

商品本部の近藤正巳副本部長は「数の子は1年以上前から原材料の確保を進め、不揃い品を使用するなどの工夫で100円にできている。それでもニシンの減少で、昨年の2品から1品に絞った」と言う。

100円おせちを可能にするためには原材料の確保以外にも、製造を1社に絞ってロットを増やす、シーズンオフの工場を活用する、1工場1パッケージに統一して包装資材のコストを下げるなど、サプライチェーンの全工程で工夫を積み重ねている。

ホームページ上でおせちの盛り付け提案も続け、数品から全32品まで幅広い組み合わせを紹介する。

◇日本食糧新聞の2019年12月11日号の記事を転載しました。