「おやつの時間をもっと価値のあるものにする」というミッションを持つスナックミーは、国内初(同社調べ)となるナッツやドライフルーツのオフィス向けのおやつ定期便「スナックミーオフィス」の量り売りプランを11月27日から東京都渋谷区限定で開始した。

超高齢化が進む日本で、社員の健康寿命の延伸と労働による体調不良を防ぐために健康経営が大きな課題になっている。同社でも以前から「健康経営のためにスナックミーのおやつを福利厚生としてオフィスに置きたい」といった声が多く寄せられていたことから、「スナックミーオフィス」を開始。全国の企業が導入しているという。

従来の「スナックミーオフィス」は、個人向けのおやつBOX「スナックミー」で取り扱っているさまざまなジャンルの個包装されたおやつを届ける「個包装プラン」のみの取り扱いだったが、11月27日から「ナッツやドライフルーツのみのプランもほしい」という導入企業の声を受けて試験的に取り扱っていた量り売りプランの展開を開始した。

ナッツやドライフルーツは、ビタミン・ミネラルが豊富で、日々の生活で不足しがちな栄養を簡単に補うことができる。海外にはオフィスに置くナッツやドライフルーツを量り売りで提供している企業も数多くある。同社の調査では、日本国内にはまだ存在しなかった。

また、健康志向からコンビニエンスストアなどでも手軽にナッツやドライフルーツを購入することができるようになったが、通常のおやつと比べると高価で気軽に手に入れることはできない。こうした背景を受け同社では同サービスの展開を開始した。

量り売りプランは、おやつを通して自然と人が集まり従業員同士のコミュニケーションを生む仕組みづくりができるように、什器のデザインにこだわった。ナッツを入れるディスペンサーとドライフルーツなどが入るスクープ瓶のプランを用意した。

同社が扱う、20~30種類のナッツやドライフルーツの中から毎回商品を種類セレクトし、届けることで、飽きることなく毎回違ったおやつを楽しむことが可能。

支払いは、「スナックミーオフィス」が導入するQR決済(PayPayかLINE Pay)で行う。

◇日本食糧新聞の2019年12月9日号の記事を転載しました。