「どこにもない味、心にのこるおいしさ」をコンセプトに地産の原料を生かし、オンリーワン商品づくりをモットーにしている徳島産業は20日、ごまをふんだんに使用した「たっぷりごまごまポン酢」を新発売した。

昨年9月に玉ネギみじん切りをふんだんに入れ、本醸造醤油、カツオ、昆布エキスのうまみに、四国産ユズ果汁で仕上げた「たっぷりたまねぎポン酢」(400ml、参考価格350円税抜き)を発売したが、玉ネギのボリュームとシャキシャキ食感の本物、健康志向が受け入れられ、フル生産する同社始まって以来の大ヒット商品に育った。

「たっぷりごまごまポン酢」は、いりごま、すりごま、練りごまの3種類のごまをたっぷりと使用、四国産ユズ果汁を隠し味に使ったポン酢。ごまの具材感が強烈で、ごま好きにはたまらない汎用(はんよう)性のある商品(400ml、参考価格370円税抜き)。今後は大ヒットした「たっぷりたまねぎポン酢」に次ぐ商材に育てあげたいとしている。

「おかげさまで『たっぷりたまねぎポン酢』が創業以来のヒット商品になった。今回の『ごまごまポン酢』も、その3種のごま味のマッチングのおいしさ、ごまの量の存在感、健康志向から好評に動いている。ポン酢、ドレッシングで農産物をおいしく食べてもらい野菜の消費拡大につなげていくとともに、農産地と提携して特産品となるものを作っていきたい」(園木英夫社長)としている。

◇日本食糧新聞の2019年10月30日号の記事を転載しました。