ローソンは袋パンの新しいシリーズ「マチノパン」の秋の新商品9品を1日から順次発売する。気温が低下する季節に合わせ、レンジアップする朝食向けのパンや酒のつまみになる商品などさまざまなシーンで楽しめるバラエティー豊富なラインアップで展開する。

3月から発売した同シリーズは女性客の支持を集め、ベーカリーカテゴリーの売上げも前年比が6ヵ月連続でプラスを確保し、同カテゴリーの活性化に寄与している。

1日発売の「レンジ DE チーズココット ペッパーオニオン」と「同トマト」(各税込み140円)は20秒レンジアップして温める朝食向きの商品。パン生地には国産米粉を配合し、油脂にも工夫して、もちもち、ふんわりとした食感を実現した。

15日発売の「オリーブオイルとバターのガーリックフランス」と「めんたいフランス」(同150円)は酒のつまみにも最適な商品で、夜に楽しめるパンとして提案する。ほかにも秋冬にニーズが高まるチョコレートを使ったおやつパンなどもラインアップに加え、シーンに合わせた品揃えを展開する。

開発を担当した中食商品本部ベーカリー・デザート・FF部の村田文子マーチャンダイザーは「いつでもどんなシーンでもローソン売場の棚の前に来れば、自分の欲しいパンがある状態にしたい」とシリーズの展開に意気込みを示す。

◇日本食糧新聞の2019年10月2日号の記事を転載しました。