いま、ご自宅の冷蔵庫にドレッシングは何本入っていますか? 和風・ゴマ・タマネギ風味・フレンチ…気分によって家族で使い分けるとなると、おのずと数は増えちゃいますよね。でも「ドレッシングはサラダしか使えない!」と思い込んでいませんか? 実はドレッシングだけで炒め物の味が決まっちゃうのです。
今回、ドレッシング市場でトップシェアを誇るキユーピーさんにドレッシングの便利な活用法と10分でおかずが作れる時短レシピを聞いてきましたのでご紹介します。

ドレッシングで味が決まるのはサラダだけじゃない!

キユーピーちゃんはもちろん、コマーシャルでもよくお見かけする“ヤサイの仲間たち”が東京・渋谷の本社玄関でお出迎えです。キユーピーさんは2019年で創業100周年! マヨネーズやドレッシングを日本で初めて製造するなど、それまでなじみの薄かった食品を日本の世の中に提供してきました。

キユーピーさんの調査によると「ドレッシング=サラダ」という構図は絶対的で約94%がそのような使われ方をしているとか。

その一方で、「炒め物の隠し味に」「揚げ物にかける」「パスタソースとしても」という使い方をする少数派もいることがわかったそうです。そこで、ドレッシングをサラダ以外で使う“おいしい”レシピをドレッシングのプロであるキユーピーさんが提案してくださいました!

特徴はなんといっても「コレだけで味が決まる」点です。 今回教えてくれたメニューは、いずれもフライパン一つで、調理時間もたったの10分! 試してみる価値はありそうです。

深煎りごまドレッシングで「ブリの照り焼き」

大人気の「キユーピー 深煎りごまドレッシング」で今回使用するのは<ゆずテイスト>。柑橘の香りが、お魚との相性抜群です。

【材料】(2人分)
ぶり 2切れ
長ネギ 4本(5センチ)
塩コショウ 少々
小麦粉 適量
サラダ油 適量
「キユーピー 深煎りごま ゆずテイストドレッシング」 大さじ4

【作り方】
1.ぶりは塩・コショウをし、小麦粉をふっておく。長ネギは長さ5センチに切り、包丁で浅く切り込みを入れる。

2.フライパンに油をひいて熱し、(1)を入れ両面に焼き色をつける。

3.火が通ったら、ドレッシングを入れる。

4.煮絡めたら、もう完成。ここまでで約10分!早い!簡単!

調味はドレッシングだけ。何も加えたりする必要はありません。ポイントは、ドレッシングを入れた後は手早く煮からめること。ドレッシングが焦げてしまわないように!

黒酢たまねぎドレッシングで「豚肉炒め」

タマネギの甘みと玄麦黒酢の芳醇な香りが食欲をそそる味わいです。

【材料】(2人分)
エリンギ 1パック
ミニトマト 8個(小さめ推奨)
塩コショウ 少々
サラダ油 適量
「キユーピー テイスティドレッシング 黒酢たまねぎ」 大さじ3

【作り方】
1.エリンギは長さ半分に切り、縦に薄切りにする。豚肉は食べやすい長さに切る。ミニトマトはへたを取る。

2.フライパンに油をひいて熱し、エリンギと豚肉を炒める。

豚肉に火が通ったら、ミニトマトを加えて炒める。

3.塩コショウで味を調えたら、ドレッシングを入れ、サッと炒める。

こちらも全工程約10分で完成です!

おいしくするポイントは、ミニトマトの扱い方。フライパンに入れるのは豚肉が炒まった後ということと、できあがりのタイミングはミニトマトの皮が割れたときです(上記写真の真ん中のミニトマトが理想形)。

ドレッシングに豚肉を漬けて焼けば食べやすく&おいしく

そして「キユーピー テイスティドレッシング 黒酢たまねぎ」 には、豚肉調理において実はすごい効果があるんですよ! 今回教えていただいたのは、『豚肉に「キユーピー テイスティドレッシング 黒酢たまねぎ」を漬け込んで焼いてみると、「かみ切りやすくなり」「豚肉特有の臭みが減少した」』というもの。

つまりドレッシングに漬け込んで焼くことで、食べやすく&おいしくなることがわかったのです! かみ切りやすさは10分漬けるだけで1.5倍以上向上し、豚肉のにおいはたった10秒でも40%減、10分漬ければ60%減の効果が得られるそうです。

簡単に品のよい甘みとうまみのあるお肉に変身すれば、ワンランク上のおいしい料理も簡単!

かけるだけでメインディッシュが仕上がるドレッシングも登場!

そして8月には、野菜にも肉にもよく合う「野菜もお肉もこれ1本」というドレッシングの新製品も発売しています。

野菜や肉料理にかけるだけで味が決まってしまう、という、時短以外のナニモノでもない!というアイテムです。そして、あくまでも“ドレッシング”という点がポイント。<和風たまねぎドレッシング>も<ねぎ塩レモンドレッシング>も具材が商品中に30%以上配合しているので食感が楽しめますよ。

<和風たまねぎ>では、「彩り野菜とポークソテー たっぷり玉ねぎがけ」や「ローストビーフ丼」に。

<ねぎ塩レモン>では、「レタスとチキンソテー たっぷりねぎ塩レモンがけ」や「スタミナ丼」にいかが?

今までサラダにしか使ってこなかった人も、ドレッシング時短料理のヒントになりましたでしょうか? 冷蔵庫に眠っているたくさんドレッシングも徹底活用してあげたいですね♪