【幼児食】ふんわりジューシーな鶏胸肉レシピ2選
こんにちは! 偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。今回は、パサパサせずふんわりジューシーでおいしい鶏胸肉の幼児食レシピを2つ紹介していきます!
「今月ちょっぴりお財布がピンチ…」な時の味方となるのが比較的安価で買える鶏胸肉です。ただ、鶏胸肉はパサパサしてしまってあまり幼児に好まれないというイメージがありませんか?
鶏胸肉をパサパサさせない方法は?
鶏胸肉を加熱するとパサパサしてしまう理由は、鶏胸肉の脂肪が少ないのが理由です。さらにもも肉と比べると水分量も多くなっています。そのため、加熱すると水分が飛んでしまいパサパサとしてしまうのです。
つまり、鶏胸肉をおいしく調理するためには、水分量を逃がさないのがポイントとなるのです。水分量を逃さないために家庭で簡単にできる方法を4つ紹介していきます。
(1)肉を常温に戻し、長く加熱しない。
(2)電子レンジでほどほどに加熱する。
(3)火が通ったらすぐ火を止める「ギリギリ加熱」にする。
(4)衣をつける。
これらの方法を試せば水分量のコントロールができ、おいしく食べられますよ!今回はこれらの中から衣をつける方法を選んでレシピを紹介していきます。
ふわふわ卵の鶏胸肉のピカタ
鶏胸肉に衣と卵をつけてナゲットのようにふんわりと仕上げていただくレシピです。トマトソースで爽やかにいただけるので、残暑が厳しい時期にもぴったりです。ナゲット感覚で食べられるので子どももパクパク口に運んでくれます!
【材料】(3人分)
鶏胸肉 300g
卵 2個
塩こしょう 少々
小麦粉 少々
バター 大さじ1
<ソース>
トマト 1個
ケチャップ 大さじ2
【作り方】
1.鶏胸肉を1枚そぎ落としにしていく。
2.アルミホイルに小麦粉を広げ鶏胸肉をまぶしていく。
3.ボウルに卵を2個割り、塩こしょうで味を調えたら肉を液にくぐらせる。
4.フライパンにバターを入れ、バターが溶けたら衣をつけた鶏胸肉を卵にくぐらせて焼いていく。
5.角切りしたトマトにケチャップを加えてしっかりと混ぜ合わせたらソースの完成。
鶏胸肉にトマトソースをかけたらピカタの完成です。
上の写真が実際に4歳の娘の夕食に出したメニューです。胸肉は卵の衣の効果もあってふんわりとジューシーに仕上がっていたので、パクパクと食べてもらえました。
トマト単体では子どもも酸っぱさを感じてなかなか食べてくれませんが、ケチャップと絡めたことによってトマトがあっても避けることなく食べてくれましたよ!
トマトの酸味が爽やかで暑い時期にぴったりのメニューです。
バター醤油の風味で箸が進む!鶏胸肉の照り焼き
続いて紹介するのは薄く衣をつけて焼いた鶏胸肉に、バターと醤油で風味を出していくレシピです。甘めの味付けにしたので幼児でも食べやすくなっています。
上の写真は実際に夕食に子どもに出したメニューです。照り焼きにきざみのりを振りかけたら見た目もぐっと良くなり、子どもも食欲が増します。
【材料】(2人分)
鶏胸肉 150g
たまねぎ 1/2玉
小麦粉 少々
バター 大さじ1
<照り焼き調味料>
醤油 大さじ1
酒 大さじ1
みりん 大さじ1
砂糖 大さじ1/2
【作り方】
1.胸肉を削ぎ切りにする。
2.アルミホイルに小麦粉を広げ胸肉にまぶしていく。
3.フライパンにバターを入れて温め、衣をつけた胸肉を焼いていき、片面に火が通ったらひっくり返し、横で薄切りしたたまねぎを焼いていく。
4.胸肉に火が通ったら調味料をフライパンに加えてとろみがつくまで絡めていく。
5.調味料の水分が飛んでとろみがついたら完成。
砂糖とみりんを多めにして味付けをしたので、醤油の辛さも目立たずに大人と同じ味付けで食べてくれました。衣に調味料がよく絡んでいてとてもおいしかったです。バターの香りがふんわり漂うのもおいしさアップの秘訣です。
上の写真は大人用に半熟目玉焼きをのせたメニューです。目玉焼きとマヨネーズでコクも出て食べ応え抜群です。下にお米を入れて照り焼き丼でいただいてもおいしくなりますよ。
鶏胸肉の栄養は
鶏胸肉は高たんぱくでヘルシーと体にも嬉しい食材です。たんぱく質に含まれるアミノ酸には、皮膚や粘膜、目の健康を保つ役割もあり期待が持てますよ。そして、鶏胸肉には食肉の中で最も多く「イミダゾールジペプチド」という成分が含まれているのも特徴です。
「イミダゾールジペプチド」は疲労回復成分なのですが、脳の疲労回復の効果もあると言われています。なにかと疲れることの多い現代人に欠かせない成分であると共に、育ち盛りの子どもにもぴったりの栄養素なんですよ。
まとめ
鶏胸肉をパサパサさせずにおいしく食べられる方法を紹介してきました。胸肉は上手に調理すれば、栄養価も高くヘルシーな食材なので食卓にもぴったりです。今回ご紹介した方法で、胸肉でもふんわりジューシーなおいしさを味わってくださいね。
ピカタや照り焼きは、幼児でも食べやすい味付けになっています。胸肉はお値段も手頃なので、上手に活用して食卓に登場させてみてくださいね。
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