プチプラアイテムでいつもの食卓をパッと華やかに演出するテーブル&フードスタイリストの渡辺有子です。お子さんの運動会や遠足など学校行事が目白押しの季節ですね。行事ごとのお弁当となれば、ちょっと可愛く仕上げて子ども達にも喜んでもらいたいものです。そこで今回は、可愛くアレンジしたスティックおにぎりとラッピングアイデアについてご紹介します。

スティックおにぎりの作り方

スティックおにぎりは、ラップにご飯をのせてスティック状に成形したアレンジおにぎりです。大きな三角おにぎりとは違って直径が小さいため、お子さんでもこぼさずに手に持って食べやすいことが魅力です。

また工夫次第でいろいろな仕上がりを楽しめ、お子さんのお弁当だけでなくママ友との集まりの持ち寄りなどにも重宝できておすすめです。

基本のスティックおにぎりは、上の写真のように塩をまぶした温かい白ご飯をラップに広げてお好みの具材をのせ、ラップをかぶせながら具材を包んで両端をキャンディのようにギュッと絞って作ります。

側面にハムやきゅうりなどでカラフルにトッピングするため、あらかじめラップに食材を並べてからご飯を置いて巻きつける方法もありますが、慣れないうちは一度ご飯を成形し、ラップから取り出してデコレーションしてから包むと失敗せずにきれいに模様が出ます。

100均のリボンやワックスペーパーを活用しよう

スティックおにぎりは、リボンやシールなどラッピングコーナーに並んでいるような可愛いアイテムを活用するとより素敵な仕上がりになります。

上の写真のアイテムはすべてダイソーで購入したものです。これからの時期だとハロウィンをデザインしたリボンやシールなどもたくさん店頭に並びますので、お化けのシールを貼りつけてみたり、ハロウィンカラーのリボンでラッピングしてみるのも良いですね。

鮭おにぎりに細切り海苔を巻いてラッピング!

上の写真は、鮭が具材のスティックおにぎりに細くカットした海苔を等間隔に巻き付けたストライプのスティックおにぎりです。

おにぎりが温かいまま海苔をデコレーションして包んでしまうと水滴が出て、海苔もラップにくっついてしまうので、一度冷ましてから包むことがポイントです。

また、味付け海苔はベトついてしまうので、焼き海苔の方が作りやすいですよ。

きれいに海苔を巻いてラップで包んだら、トリコロールカラーのリボンを両端に巻き付け、ハサミや指先でしごいてクルッとさせます。仕上げにシールを貼れば完成です。

いつもの鮭おにぎりもひと手間で可愛い仕上がりになりました。

ワックスペーパーで巻いて洋風に!

上の写真は、オムライスを作る要領でケチャップライスと薄焼き卵を用意して作った洋風なスティックおにぎりです。ケチャップをつけずにそのまま食べても美味しいように、ケチャップライスは少し味を強めにしておくことがポイントです。

ラップにケチャップライスを広げて、ギュッと強めに包んで形を整えて準備します。一度取り出してスティックおにぎりの長さに合わせて薄焼き卵をカットし、きれいに巻きつけてから新しいラップで形を整えながらきれいに包みます。

両端は麻ひもを使用してくくり、仕上げに英字柄のワックスペーパーを巻きつけたら完成です。

ワックスペーパー以外にも、可愛いデザインの包装紙や折紙などでアレンジしても良いですね。

まとめ

ひと工夫でいつものおにぎりが可愛く仕上がるスティックおにぎりはいかがでしたか。遠足のお弁当や運動会、行楽弁当にも欠かせないおにぎり。

前回の記事では全形海苔を活用したおにぎりアレンジもご紹介しましたが、ちょっとした発想とアレンジでおにぎりのバリーエーションを広げて、楽しい行楽の秋をお過ごしください。