千葉県習志野市在住、管理栄養士の宮崎亜矢です。夏野菜のトマトは子どもに人気があるうえ、栄養価がとても豊富な食材となっています。トマトは洗うだけで生のまま食べることができるので、調理がとても簡単で、忙しいママにもおすすめしたい食材です。鮮やかな赤色が目を引く食材として、お弁当にも最適と言えるでしょう。
今回は、そのままのトマトが少し苦手という子供でも食べやすいように、調理したトマトレシピ5品を紹介していきます。

トマト入りスクランブルエッグ

フライパン1つでさっと作ることができるので、朝食にもおすすめの人気レシピです。

【材料】(2人分)
トマト 1個(小さめの一口大に切る)

<卵液>
溶き卵 1個分
牛乳 小さじ1/2
鶏ガラスープの素 少々
ピザ用チーズ 大さじ1
塩 少々

バター 小さじ1/2
パセリ(乾燥) お好みで

【作り方】

  1. 卵液を混ぜ合わせる。
  2. フライパンにバターをひいてトマトを炒め、(1)を加えてざっくりかき混ぜる。
  3. 器に盛り、パセリを散らす。

野菜畑みたいなミモザサラダ

とても彩り豊かな1品で、食が進むサラダレシピとなっています。

【材料】(2人分)
トマト 1個
ゆで卵 1個
ゆでブロッコリー 1/2株分
カニカマ 2本
ベーコン 1枚
マヨネーズまたはお好みのドレッシング 適量

【作り方】

  1. トマトは一口大に切り、カニカマはほぐす。
  2. 卵はフォークで潰す。
  3. ブロッコリーは小房にわけ、茹でる。
  4. ベーコンは短冊切りにし、焼く。
  5. 器にブロッコリー、トマト、ベーコンを盛りつけ、卵を全体に飾る。マヨネーズまたはお好みのドレッシングをかける。

あっという間に完成! トマトとキュウリの塩昆布和え

塩昆布は万能食材で、少量加えるだけでしっかりと味がつき、子供も食べやすい1品です。

【材料】(2人分)
トマト 1個 (ミニトマトの場合は10個程度)
キュウリ 1/2本
カニカマ 4〜5本
鶏ガラスープの素 1つまみ
塩昆布 小さじ1
ゴマ油 大さじ1/2
炒り白ゴマ 小さじ1/2

【作り方】

  1. トマトは一口大に切る。(ミニトマトは半分に切る)
  2. キュウリは斜め薄切りにして、さらに半分に切る。
  3. カニカマは、手でほぐす。
  4. 材料を全て混ぜ合わせる。

お弁当でも大活躍! トマト&チーズ餃子の包み揚げ

お弁当に入れると、上の写真のような感じになります。とても食べやすいサイズなので、子供に人気のレシピです。

【材料】(2人分)
ミニトマト 5個
ベビーチーズ 5個
餃子の皮 10枚
水溶き片栗粉 少々
揚げ油 適量

【作り方】

  1. ミニトマトを半分に切る。ベビーチーズを半分に切る。
  2. 餃子の皮に(1)を包み、水溶き片栗粉で留める。
  3. フライパンに油を熱し、(2)を揚げる。

トマト&ナスの揚げびたし

冷やすことで、味がしっかりと馴染みます。冷蔵庫で保存ができるので、作り置きレシピとしても重宝します。

【材料】(2人分)
ミニトマト 10個~15個
ナス 2~3本
揚げ油 適量
オリーブオイル 小さじ1
めんつゆ(ストレートタイプ) 小さじ1
レモン汁 少々
和風ドレッシング 少々

【作り方】

  1. トマトは素揚げし、皮を剥く。
  2. ナスは一口大に切り、水にさらし、キッチンペーパーで水気を拭いて素揚げする。
  3. 全て混ぜ合わせて、冷蔵庫で冷やす。

夏野菜のトマトには栄養たっぷり

トマトの旬の時期は7月~9月頃で、βーカロテンやビタミンCが豊富に含まれています。またグルタミン酸を多く含むため、加熱することで旨味が増し、より美味しく召し上がることができます。

βーカロテンには有害な活性酸素から体を守ってくれる抗酸化作用や、免疫増強効果などが期待されています。また、ビタミンCには、ストレスへの抵抗力を高めてくれる他に、皮膚や粘膜の健康維持に一役買ってくれています。

まとめ

トマトレシピの紹介は、いかがでしたか? トマト好きなお子さんはもちろん、少しトマトを苦手なお子さんにも美味しく食べられる人気レシピになっています。ぜひ、参考にしてみてください。