こんにちは! 偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。今回は自宅でお手軽カフェごはんということで、シンガポールチキンライスをご提案します。
カフェご飯といっても炊飯器に材料を全て入れて炊き上げるだけなのでとっても簡単に作れちゃいます。鶏肉の旨味がたっぷりとしみ込んだチキンライスは、子どもにも人気がありますよ。今回は、家にあるものを使って簡単に作れるレシピと、市販のシンガポールチキンライスの素を使ったレシピの2つを紹介していきます!

家にある材料を使った簡単シンガポールチキンライスの作り方

まず、炊飯器で作れるシンガポールチキンライスのレシピを紹介していきます! 自宅にあるような材料だけでパパッと作れるので、思い立った時にいつでも作ることができますよ。たれもサッパリとしているので、暑い夏でも食べやすいです。子どもと一緒に食べる時は、たれの生姜を抜いてあげると食べやすくなります。

【材料】(3人分)
米 2合
鶏もも肉 200g
塩 適量
玉ねぎ 1/2個(みじん切り)
しょうが(チューブ) 1~2cm
にんにく(チューブ) 1~2cm
中華スープの素 小さじ4
トマト 1個(くし切り)
きゅうり 1/2本(斜め薄切り)
バター 大さじ1

<たれ>
醤油 小さじ4
酢 小さじ2
ごま油 小さじ1
しょうが(チューブ) 1cm

【下準備】
鶏肉に塩をふって揉みこんでおく。たれの材料を混ぜ合わせる。

【作り方】

1.フライパンにバターを熱し、玉ねぎを炒める。しんなりしたら、しょうがとにんにくを加える。

2.炊飯器に洗った米を入れ分量よりやや少なめに水を加え、中華スープの素、(1)を加える。

3.鶏肉の皮を上にして(2)に入れ、炊飯のスイッチを入れて普通に炊く。

炊きあがりは、下の写真のような感じに仕上がっています。

4.鶏肉を取り出し、スライスする。

5. 器にご飯を盛り、(4)をのせ、きゅうりとトマトを添え、混ぜ合わせたたれをかけて完成。

味はあっさりながらも、鶏肉の旨味が凝縮しているのでとても美味しいです。カフェご飯といっても特別な食材を用意する必要がなく、自宅にあるような材料で作れちゃうのも嬉しいポイントです。また、ワンプレートで済んでしまうので、片付けも楽なので助かりますよ!

市販のシンガポールチキンライスの素を使った作り方

続いて、市販のペーストを使ってシンガポールチキンライスを作っていきましょう。作り方はとっても手軽ですが、味はびっくりするぐらい本格的です! 本場はジャスミンライスを使用しますが、日本のお米で作っているとは思えないくらい本場の味がします。

今回は下の写真のペーストで作ってみました! 原材料は、大豆油、にんにく、生姜、塩、エシャロット、レモングラス、砂糖、酵母エキス、パンダンリーフなどとなっています。瓶を開けるとにんにくとハーブの匂いがものすごく香る本格派です。

【材料】(3人分)
米 2合
鶏もも肉 200g
シンガポールチキンライスの素(ペースト) 50g

<下味用>
シンガポールチキンライスの素(ペースト) 10g
しょうが(チューブ) 1~2cm

【下準備】
下味用の材料を混ぜ、鶏肉の両面に塗り、10分ほど置く。

【作り方】
1.炊飯器に洗った米を入れ分量よりやや少なめに水を加え、シンガポールチキンライスの素を加えて混ぜる。

2.鶏肉の皮を上にして(1)に入れ、炊飯のスイッチを入れて普通に炊く。

3.鶏肉を取り出し、スライスする。

4.器にご飯を盛り、(3)をのせ、きゅうりとトマトを添えて完成。

自分で味付けして作ったチキンライスは、にんにくや生姜で作ってはいるものの「和食」の延長線上にある日本人好みの味といった感じですが、こちらのペーストは本場仕込みのハーブ(レモングラスやパンダンリーフ)が使われているので思いっきりエスニックです。

とはいえペーストの旨味がしっかりご飯に浸透し、辛くなく癖もあまり強いわけではないので子どもと一緒に美味しく食べられます!

シンガポール名物のチキンライス

チキンライスは、シンガポールの名物料理として有名です。元々の発祥は中国と言われていますが、労働者が東南アジアに渡ってきてシンガポールでも広く浸透していったようです。

ご飯は鶏肉の旨味を吸い込みふっくらと美味しく、鶏肉はとろとろとろけてやみつきになります。味付けはサッパリしているので、子どもも食べやすいのが特徴です。

よくタイの名物料理「カオマンガイ」と比較されますが、同じ鶏肉の炊き込みご飯でも、カオマンガイはタイの調味料がベースの味付けで、たっぷりとにんにくが効いているのが特徴です。

まとめ

自宅で作れるカフェごはんということで、シンガポールチキンライスを作ってみました。自宅にあるような材料で作れるのでとってもお手軽に作れるのが嬉しいですよね。オリジナルのレシピは、日本人にも馴染み深い醤油と生姜がベースとなってくるので、食べやすいはずです。夏の暑さで食欲がなくなってきた時でも、生姜のサッパリとした味付けで箸も進んでいきますよ。

また海外の商品を取り扱っているスーパーやネット通販などを利用すれば、ペーストを加えるだけでシンガポールチキンライスを作ることもできます。

シンガポールチキンライスの素には、より本格的な味に仕上がるスパイスやハーブなども入っているので、もっとエスニック気分を味わいたいという方には市販のペーストを使うのもおすすめですよ!