こんにちは! 偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。夏といえばとうもろこし。レンチンでとっても簡単にみずみずしいとうもろこしを味わうことができるんです。しかも、ゆで汁に栄養が流れる心配がないので、栄養価を丸ごと摂取することができます。

みずみずしくて甘いとうもろこしがレンジとラップで簡単に

とうもろこしは安く売られるし、新鮮なものはとっても甘くておいしいですよね。「とうもろこしを今すぐ食べたい!」と思ってもゆで時間がかかるなど、ちょっと面倒なイメージもありませんか?

早速とうもろこしをレンジ調理していきましょう! 必要なのはとうもろこしと、ラップのみです。

とうもろこしの皮のスチーム効果で、みずみずしくて甘いとうもろこしが簡単に仕上がります。ラップで包んで粗熱が取れるまでそのままの状態で置いておくと、うまみが凝縮された濃厚な味になります。

【材料】(1本分)
とうもろこし 1本
ラップ 適量

【作り方】
1.とうもろこしの皮を薄皮2~3枚残すぐらいまで剥く。

2.薄皮ごとサッと水にくぐらせて薄皮を湿らせ、上からラップで包む。

水にくぐらせることによってスチーム効果が生まれ、しっとりとした甘いとうもろこしになりますよ。

3.電子レンジ(600W)で5分ほど加熱したら冷めるまでラップを巻いたまま待つ。

POINT!
とうもろこしをレンチンでおいしくいただくには、1本ずつ調理するのがおすすめです。その方が熱の通りのムラがなくなるのでおすすめです。

とれたてとうもろこしで作る濃厚コーンポタージュ

とうもろこしが丸ごと1本入ったコーンポタージュなのでとっても濃厚です。今回は温製にしましたが、冷たくキンキンに冷やして冷製スープも、サッパリとしておいしいですよ。暑い日にもぴったりの一品に仕上がります!

【材料】(2人分)
レンチンしたとうもろこし 1本
牛乳 300ml
塩 ひとつまみ

【作り方】
1.レンチンしたとうもろこしの実を包丁でそぐ。

2.ミキサーに(1)と牛乳を入れ、かくはんする。

しっかりかくはんしないと、とうもろこしの皮が残って喉ごしが悪くなってしまいます。充分にかくはんできているか確かめしましょう。

3.(2)を鍋に移し、塩を加え加熱する。

新鮮なとうもろこしだと、塩ひとつまみで十分甘く仕上がります。試飲してみて、味が足りないと感じたら、顆粒コンソメを小さじ1杯ほど足して味を調節してみてください。

バター醤油が美味!フライパンで焼きとうもろこしを食べよう

最後はこんがり醤油とバターの香りがたまらない焼きとうもろこしを作っていきましょう。自宅で手軽に作れておつまみ代わりにもなりますし、お子さんだったらお祭りの屋台を思い出して盛り上がるのではないでしょうか? バターの香りとこんがり醤油の風味がたまらない一品です。

【材料】(2人分)
レンチンしたとうもろこし 1本(半分に切る)
バター 大さじ1
醤油 大さじ1/2

【作り方】
1.フライパンにバターを入れて温める。


2.バターが溶けたらとうもろこしを入れ、醤油を加えてよく絡める。

3.こんがりと焼き色がついたら完成。

とうもろこしをレンチンするだけでも十分おいしいのですが、とうもろこしに飽きてきた頃にアレンジとしておすすめしたいのが焼きとうもろこしです。しょっぱい味の中にもとうもろこしの甘みをしっかり感じられてお腹もお口も満足できますよ!

とうもろこしをレンチンしても栄養価は変わらない?

とうもろこしは米、麦に並ぶ世界三大穀物です。カロリーは高めで糖質が多いので、エネルギーの補給源にもなります。胚芽部分は、ビタミンB群も豊富で、ビタミンE、カリウム、カルシウム、マグネシウムなども含まれた栄養価の高い野菜となります。

暑い夏の食が進まない時などに、とうもろこしを食べると、エネルギーと栄養の両方を摂取できるので非常に効率的です。おやつ代わりにいただくのもいいですね!

とうもろこしをレンジ調理しても栄養価は変わりません。むしろ、ゆで汁に栄養が流れる心配がないので、とうもろこしに含まれる栄養価を丸ごと摂取することができるのでおすすめです。

「ゆでたほうが甘くなるでしょ?」と思うかもしれませんが、薄皮ごとレンジで加熱調理すれば十分、甘さたっぷりでおいしいとうもろこしに仕上がりますよ!

まとめ

夏の野菜の代表格ともいえる「とうもろこし」を手軽に素早くおいしく食べられるように、レンジ調理でいただく方法をお伝えしました。

とうもろこしをゆでるのはちょっぴり面倒でも、レンジでチンならあっという間に仕上がるので、食べたい時にいつでも食べられます。

レンチンしたとうもろこしをそのまま食べるのはもちろん、コーンポタージュや焼きとうもろこしにアレンジするとバリエーションも広がって、さらにとうもろこしの醍醐味を楽しめます。ぜひこの夏、試してみてくださいね!