キユーピーはドレッシングを使った主菜や主食メニューの提案を強化する。16日から、かけるだけで野菜たっぷりの主菜が完成するドレッシングの新シリーズ「野菜もお肉もこれ1本」を全国発売。「和風たまねぎドレッシング」と「ねぎ塩レモンドレッシング」の2品(写真)を展開し、主に有職主婦をターゲットとする。200ml税抜き340円、年間販売目標10億円(小売ベース)。

同シリーズでは野菜にも肉にもよく合う仕立てを追求。かけるだけで味が決まり、食卓のメインとなる一皿が出来上がる。また、刻み玉ネギなどの具材を30%以上配合することで、食感や見栄えも楽しめる。

働く女性が増え、調理に時間をかけることが難しい世帯が増加する中、簡便調理へのニーズが高まっている。一方、家族にバランスの良い食事で、野菜を多く食べさせたいというニーズも多く、同シリーズではこれらの声に対応する。小学生前後の子どもがいる有職主婦を主なターゲットとし、ドレッシングを活用したメニュー提案を通じて多様化する食卓ニーズに応える。

展開商品は2品で、「和風たまねぎドレッシング」は程よい甘みのあるコク深い味わいを実現。刻んだ玉ネギの食感も楽しめる。「ねぎ塩レモンドレッシング」はレモンの酸味と塩でさっぱりとした味わいが特徴。刻んだ玉ネギの食感とネギの風味が楽しめる。

◇日本食糧新聞の2019年8月7日号の記事を転載しました。