よつ葉乳業と北星学園女子中学高等学校は3月17日、同校内で同社製品を使用した共同開発パフェメニューのプレゼンテーションと最終選考を行い、班長の佐藤瑠香さん(3年生)ら5人チームのA組1班の作品「いちごに恋するクリームブリュレ」が最優秀賞に決まった。

この共同取組みは、北星学園女子中学高等学校が独自で行う企業との商品開発プロジェクトの一環。若い人材育成や食育、社会貢献活動としてよつ葉乳業が協力したもの。

「北海道のおいしさを、まっすぐ。に味わえるパフェ」を開発テーマに昨年7月から活動を開始。最終選考では、クラスプレゼンテーションで選ばれた6班が開発した商品の魅力や特徴を丁寧に解説した。

最優秀賞に「いちごに恋するクリームブリュレ」、優秀賞に「メープル香る濃厚チーズパフェ」「トマベリビューティーパフェ」がそれぞれ選ばれた。この商品は5月16日から「ミルク&パフェ よつ葉ホワイトコージ札幌パセオ店」で2週に分け、計6週間販売する予定。

よつ葉乳業の永谷政弘常務取締役営業統括部長は「すぐにでも商品化できるようなレベル高い作品だった。中学生が作ったメニューとして最大限アピールしていきたい」と意欲を見せた。同校の浅里愼也校長は「生徒の皆さんは、物を作ることが面白く大変だと実感したと思う。よつ葉乳業さまの協力に感謝したい」と語った。

◇日本食糧新聞の2017年3月24日号の記事を転載しました。