こんにちは! 元保育士の幼児食インストラクター、山口礼です。今回は、夏休みのお昼ごはんにもってこいの、夏野菜で作る人気のドライカレーレシピをご紹介します。
カレーといえば、不動の人気メニューですよね。それをドライカレーにすることで、野菜をよりたくさん摂れるんです! 旬でお安い夏野菜を使って、おサイフにも体にも優しいレシピですよ。ドライカレーで暑い夏を乗り切りましょう!

ドライカレーは作り置きできる!温めるだけでメインの一品に

ドライカレーは、夏休みのお昼ごはんにも使えて便利です! 作り置きできるレシピなので、冷蔵庫に入れておくと忙しい時に重宝します。冷蔵保存の目安は、4日です。冷蔵庫に作り置きしておけば、レンジで温めてご飯にかけるだけでランチメニューの完成です。

ドライカレーは野菜をたくさん使うので、暑さで食が細くなりがちな子どもに、うってつけのメニューです。我が家でも作ったそばからすぐなくなってしまう人気メニューです!それでは、レシピです。

【材料】(3〜4人分)
合びき肉 250g
玉ねぎ 1個
人参 1/2本
赤パプリカ 1個
にんにく(みじん切り) 1片
しょうが(みじん切り) 1片
オリーブ油 小さじ2
☆カレールー 1/2パック
☆水 160ml
☆トマトケチャップ 大さじ1
☆中濃ソース 大さじ1
☆しょうゆ 小さじ1
☆かつお節 大さじ2

※カレーの具材は、上記以外の野菜でもOKです。黄パプリカ、なす、ズッキーニなど、いろいろな夏野菜で代用できます。冷蔵庫の余り物をどんどん入れちゃいましょう!

【作り方】
1. 玉ねぎ、人参、赤パプリカは粗みじん切りにする。

材料を切ってしまえば、調理の2/3は終わったようなものです! 食材は多いですが、切ったら鍋で煮込むだけなので簡単に完成できますよ。

2. フライパンにオリーブ油を熱し、にんにく、しょうがを入れる。香りが出たら合びき肉を入れる。

3. 肉の色が変わったら、(1)を加えてしんなりするまで炒める。

4. ☆をすべて入れて煮込む。ルーが溶けて、とろみがつくまで10分ほど煮込んだら完成。

カレールーは、パックの半分くらいを目安に入れます。今回は1パック6皿分のカレールーを半分入れました。

カレールーによって、とろみに差があるので、好みのとろみになるまで必要であれば水を10mlずつ足して様子を見てください。

レシピのポイントは、しょうゆとかつお節を入れることです。和風のまろやかな味わいになるので、辛いのが苦手な子どもでもおいしく食べられます!

ドライカレーが完成したら、保存容器に入れて冷蔵庫に置いておきましょう。あとは、食べたい時に温めるだけです。夏休みは何かと外出することが多くて、「帰宅してすぐごはんを食べたいけど、作っている時間がない!」という時もありますよね。ドライカレーを作り置きしておけば、忙しい時でも素早くごはんの完成です。

ドライカレーにトッピング!子どもが自分から食べてくれる

ドライカレーと一緒にトッピング食材を並べると、彩りもカラフルで楽しいですよ! トッピングは簡単なものでOK。子どもに人気のチーズやコーン、半分にカットしたミニトマト、ゆで卵、ゆで野菜など、冷蔵庫にあるものを適当に並べちゃいましょう。

他にもオクラの塩ゆでを1cmくらいの輪切りにすると、星型のようでかわいいです。

子どもが好きなものを用意しておくと、自分でトッピングを選んでカレーに乗せられます。自分好みのカレーを完成させられるので、楽しみながら食も進みますよ!

ドライカレーは水分が少ないので、スプーンですくってもこぼれにくいです。子どもでも自分でお皿に盛りやすいです。

多めに作ったドライカレーは、食パンにカレーとチーズを乗せて「チーズドライカレートースト」にアレンジしてみましょう!

水分が少ないので、食パンにのせてもパンがふにゃふにゃにならず、おいしいです。即席のカレーパンみたいで、子どもにも人気ですよ!

最後に

夏休みのお昼ごはんにぜひおすすめな、子どもに人気のドライカレーレシピをご紹介しました。一品で献立が決まるメニューは、忙しい時に重宝しますよね。

簡単に作れて、子どもの野菜不足も解消できる一石二鳥のお得レシピです!忙しい夏休みに、ぜひお試しください。