国連WFP協会(安藤宏基会長)は「WFPエッセイコンテスト2019」の作品を募集する。募集期間は7月1日から9月6日まで。今回のテーマは「私のとっておきごはん」。
目標に向かって頑張るとき、あるいは「ここぞ」という場面で食べるご飯など、新しいスタートにチャレンジするときや人生の節目の食事には、それぞれの思いがあるはず。

世界を見渡せば、4人に1人が慢性的な栄養不良に陥っている現実が存在する。コンテスト協力企業は応募数に応じて国連WFPが進める学校給食プログラムに寄付を行う。これはコンテスト参加者全員で、途上国の子どもたちの自立を応援する試みだ。

対象は、小学生(4~6年)、中学・高校生、18歳以上の3部門。コンテスト協力企業が応募1作品につき給食4日分を国連WFPに寄付し、学校給食支援に役立てる。

WFPエッセイコンテストは04年からスタートし、今年で16年目。昨年は全国から1万9291通の応募があり、寄付金額は231万4920円に達した。これにより、7万7100人の子どもたちに栄養価の高い給食を届けることができた。

▽特別審査員(敬称略)=ふなっしー、広瀬アリス(女優)、竹下景子(俳優、国連WFP協会親善大使)▽審査委員長=湯川れい子(音楽評論家・作詞家)▽審査委員=杉田浩章(ボストンコンサルティンググループ日本代表)、三浦豪太(プロスキーヤー・博士(医学))、三國清三(オテル・ドゥ・ミクニ)、本田亮(クリエイティブディレクター)、鈴木邦夫(国連WFP協会事務局長)

〈開催概要〉▽テーマ=「私のとっておきごはん」▽作品題名は自由▽部門=(1)小学生部門(4~6年生)(2)中学生・高校生部門(3)18歳以上部門▽募集期間=7月1日~9月6日(締め切り日必着)▽応募方法=本文200~800字(題名、学校名、学年、氏名は原稿用紙欄外に記載)1ページの文字数は20字×20行。応募は日本語で1人1点、未発表作品に限る。応募票に必要事項を記入の上、作品添付、下記宛先に送付▽問い合わせ・作品送付先=WFPエッセイコンテスト事務局、〒170-0013東京都豊島区東池袋1-17-8、NBF池袋シティビル8階、ポパル気付、※オンライン応募も可能。WFPエッセイコンテスト専用Webサイト▽各賞=(1)WFP賞(最優秀作品)1人(2)各部門賞1人(3)審査員特別賞各部門1人(4)佳作各部門5人(5)WFP学校給食賞(応募数上位の学校・団体)▽発表=10月15日、専用Webサイトで発表予定

◇日本食糧新聞の2019年6月24日号の記事を転載しました。