幼児にジュースはいつからOK? 砂糖を使わないフルーツジュースの簡単レシピ3選
こんにちは! 偏食児持ちの食育インストラクターのひなた葵です。幼児がジュースを欲しがった時にどうしていますか?「果汁100%のものならあげる」「ほしがってぐずるから仕方なく与える」など家庭によって考え方や方針も異なると思います。ただ、幼児にジュースはあまり好ましくはないんですよね…。なぜ幼児にジュースをあまりあげないほうがいいのかの理由を紹介していくとともに、砂糖不使用のジュースのレシピも紹介していきます!
まずは果物をすりおろして果汁にしよう
幼児にいつからジュースをあげていいのかという明確な基準は、実はありません。幼児向けのパック飲料には生後6ヵ月頃からと記載されているので、それが1つの目安となるのではないでしょうか。
無理にジュースをあげるよりは、本物の果物をすりおろして果汁にしてあげたほうが安心できます。なぜかというと、ジュースに「果汁100%」という記載があっても、濃縮還元であることが多く、やはり果物とは香りや味も異なってくるからです。また、幼児にとっては味が濃すぎる場合もあり、消化器官に負担をかけてしまうこともあるのです。
とはいえ、ジュースは幼児にとって「お楽しみアイテム」であり、ぐずっている時の気分転換にも使えます。普段の生活からジュースに頼るのではなく、上手に活用していくのがおすすめです。
自宅で簡単!いちごヨーグルトスムージー
砂糖を使わず自宅でスムージーを作れば栄養補給にもなりますよね。おやつ代わりや朝食のパンと一緒に作ってあげると、子どもも喜んでくれますよ! まずは、子どもに大人気のいちごヨーグルト風味のスムージーの作り方を紹介していきます♪
【材料】(コップ2杯分)
いちご 10粒
☆プレーンヨーグルト 大さじ3杯
☆牛乳 150ml
【作り方】
1.いちごのヘタを切り落とす。
2.ミキサーにいちごを入れて、☆を加える。
3.かくはんして完成。
ヨーグルトは無糖タイプのプレーンを選びました! 甘みがないので、酸っぱいと感じる場合はオリゴ糖を加えるのがおすすめです。
いちごのビタミンが摂れるし、ヨーグルトを加えることによってお通じをよくすることも期待できますよ。便秘気味のお子さんに試してみてください! その際は機能性ヨーグルトを使うのがおすすめです。
甘くておいしい♪いちごバナナスムージー
いちごとバナナを使用したスムージーを紹介します。バナナが加わることによって、ぐっと甘さが増すので、いちごの甘酸っぱさが苦手という幼児でも飲んでくれますよ♪
いちごとバナナで簡単に砂糖不使用のおいしいスムージーが完成します。「サーティワン」のバナナ&ストロベリーの味にそっくりです(笑)。子どもも大喜びですよ! ぜひ一度は試していただきたいスムージーです♪
【材料】(コップ2杯分)
いちご 10粒
バナナ 1本
牛乳 150ml
【作り方】
1.バナナをスライスする。
2.ヘタを落としたいちごとバナナをミキサーに入れて牛乳を加える。
3.かくはんして完成。
トロピカル♪マンゴーの南国スムージー
3つめに、缶詰のマンゴーを使ってとろーり濃厚な南国風スムージーの作り方を紹介します。マンゴー缶は安価で入手できるので、スムージーにもおすすめです。子どもにもマンゴーのこっくりとした甘みは人気ですよ!
【材料】(コップ2杯分)
缶詰マンゴー 5切れ
バナナ 1本
牛乳 150ml
【作り方】
1.マンゴーのシロップをよく切り、ミキサーに入れる。
2.スライスしたバナナを加える。
3.牛乳を加える。
4.かくはんして完成。
マンゴーとバナナの甘さが濃厚で、マンゴー独特のとろりとした食感も楽しめる南国風スムージーが出来上がります。砂糖を加えなくてもシェイクのような濃厚な甘さが癖になるトロピカルなスムージーです。ヨーグルトを加えてマンゴーラッシー風にしてみるのもおすすめですよ!
幼児にフルーツジュースをあげる時に気を付けたいポイント
幼児にジュースをあげる時に気を付けたいポイントを見ていきましょう。
・糖分が多いので水代わりにしない
果物ジュースでも加糖されているものもありますし、果汁100%のものでも、果糖がふんだんに含まれていることになります。お水やお茶の代わりにごくごくと飲ませるというのは避けたほうがいいでしょう。
・虫歯の原因にもなる
ジュースの酸は歯を溶かしてしまうことがあります。時間を決めずにひっきりなしにジュースを飲んでいるような状態だと、少量ずつだとしても、歯が酸性に傾いたままで溶けていってしまいます。そうなると虫歯の原因にもなるので、だらだら飲みは気を付けましょう。
・ジュースを栄養補助品代わりにしない
野菜が苦手な幼児に、野菜代わりに野菜ジュースを与えるお母さんもいます。栄養補給にはなるかもしれませんが、野菜や果物を食べたものと同じというわけにはいきません。栄養は食事から摂ることを意識しつつ、サポート的にジュースを利用するようにしましょう。
まとめ
幼児は甘いジュースが大好きですが、飲み過ぎてしまうと果糖の摂り過ぎや虫歯などの心配もあります。あくまで市販のジュースは、ご褒美や外出時にあげるものとして、自宅では手作りのスムージーで子どもの栄養補給と満足感を叶えてあげてはいかがでしょうか? 今回ご紹介したレシピはとても手軽に作れて、子どもも大喜びのスムージーができますよ♪
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