こんにちは!野菜・美容・子育てライターのかたおかはなです。今回は、フライパンひとつで簡単においしく作れるお魚レシピを2品紹介いたします。
仕事から帰宅し限られた時間で夕飯を作る際、手早くできるおいしい魚料理があったらいいですよね。しかし、魚料理といったら、焼くか煮るか…。味付けも塩か醤油ベースとマンネリ化しがちです。

骨の少ない鱈の切身と野菜のうまみをいかしたアクアパッツア

魚は生臭く骨があるため、小さなお子さんのいる家庭では調理しやすいお肉をついつい選んでしまいがちです。しかし、魚にはカルシウムやビタミン、タンパク質など人間の身体を作る栄養素が豊富。家族の健康を考えるママとしては魚を食べてもらいたいですよね。

とはいえ、魚料理って味付けも調理方法もパターン化しやすいんです。そのうえ、野菜を食べさせるにはもう一品作らなければならないことも。今回は、骨が少ない、またはほとんどない魚を使い、一度に野菜もたっぷりと食べられる魚レシピを紹介します。

魚介類は、骨が比較的少ない「鱈の切り身」と砂抜きした「あさり」を使います。鱈は骨はあっても目立つくらい大きいので、調理する前に取っておきましょう。また、あさりは砂抜きのものを使用すると時間を節約できますよ。

今回は生の鱈を使いますが、甘口の切身でも大丈夫です。ただし、塩分が多いので調味料を少なめにするなど味見しながら調整してくださいね。

【材料】(3人分)
生鱈の切身 3切
砂抜きあさり 150g
アスパラガス 3本
しめじ 1株
ピーマン 1個
パプリカ 1/2個
ミニトマト 5〜7個
コーン缶 1/3缶
にんにくチューブ 10cmくらい
コンソメ 1粒
塩・胡椒 少々
酒 大さじ3
水 大さじ3
オリーブオイル 大さじ1

【作り方】
1.鱈の切身に塩・胡椒をふり、野菜は全て食べやすい大きさにカットします。砂抜きをしたあさりをよく洗い水気を切ります。

2.フライパンにオリーブオイルとにんにくチューブを入れ、熱した後に下味をつけた鱈の切身を入れ、片面に焼き目をつけます。裏返し、あさり、水、酒を入れ蓋をして蒸し焼きにします。

あさりの殻が開くまで蓋をし、火加減は強火で!

3.あさりの殻が開いたら野菜とコンソメを入れ、蓋をし5分ほど蒸し焼きします。

今回、コンソメは粒を細かくカットして使っていますが、顆粒タイプのものを使うとさらに時短で便利です。

4.野菜に火が通ったら完成です!

野菜は短時間で火の通りやすいものがオススメです。

鱈とあさり、きのこやトマトからもうまみが出るので調味料は最低限で作れますよ。また、野菜から水分が多く出るので、パスタと合わせてもオススメです。焼いたバゲットをスープにつけて食べるのも絶品です。

骨のない「めかじき」の切身と野菜たっぷりのコンソメ煮

「めかじき」の切身は骨がほとんどないので、調理もとっても楽ちんです。醤油やみりん、酒が魚料理の定番味付けですが、たまにはコンソメと色鮮やかな野菜を使ってお洒落な煮付けはいかがでしょうか。こちらもフライパンひとつで手軽にできる簡単魚レシピです。

【材料】(3人分)
めかじきの切身 3切
ズッキーニ 1本
しめじ 1株
アスパラガス 2本
玉ねぎ 1/2個
ミニトマト 5〜7個
コーン缶 1/3缶
コンソメ 1粒
塩・胡椒 少々
小麦粉 大さじ2
オリーブオイル 大さじ1
水 50ml

【作り方】
1.めかじきの切身に塩・胡椒をふり、味を馴染ませるため少し置き、その間に野菜を食べやすい大きさにカットします。

牛乳パックを使うとまな板に生臭さもつきませんし、洗い流す手間も防げます。使い終わったらさっと洗って捨てればいいのでとっても楽ちんですよ。

2.(1)のめかじきに小麦粉をふるいます。熱したフライパンにオリーブオイルを入れ、めかじきを両面ソテーします。

めかじきに使用する小麦粉がなかったら片栗粉でも大丈夫ですよ。また、めかじきは両面に軽く焦げ目ができるまでソテーしてください。

3.コーン缶とミニトマト以外の野菜と水、コンソメを入れ蓋をし、5分ほど蒸し焼きにします。

4.野菜がしんなりしたらトマトとコーン缶を入れ、軽く火を通したら完成です。

野菜もお魚もモリモリ食べられるレシピです。粒マスタードを添えて食べるのもオススメ!

魚料理は生臭さや骨を取ったりと肉料理よりも手間がかかりますよね。しかし、鱈やめかじきの切身は骨が少なく調理がしやすいのでオススメ! また、白味魚はトマトやブロッコリーなどの野菜との相性もいいので、これまでとはひと味違う味付けを楽しめますよ。

今回紹介したレシピは、冷蔵庫の余り野菜も使えますので、早速今日の夜ご飯に試してみてはいかがでしょうか。