山崎製パンは4月4日、難消化性デキストリンを配合した「機能性表示食品」の「煎茶」を全国で新発売する。同品は、食品表示法で定められた「機能性表示食品」で、製品1本当たりに5gの難消化性デキストリン(食物繊維として)を含んでいる。

難消化性デキストリンは、食事から摂取した脂肪の吸収をおだやかにする機能があること、糖の吸収をおだやかにする機能があること、おなかの調子を整える機能があることが報告されている。同品には、緑茶の甘みに香ばしい香りを加え、スッキリとした後味に仕上げた。内容量500ml。参考価格140円(税込み)。

同社では、消費者の健康志向に対応し、「保健機能食品」の開発に取り組んでいる。「機能性表示食品」のカテゴリーでは、16年5月に、難消化性デキストリンを配合したゼリー「フルーツバランス」に加え、今回の「煎茶」を発売。

 

また、「栄養機能食品」として、葉酸を摂取できる食パン「十二穀ブレッド」と葉酸とカルシウムが摂取できる「ミルクツイストパン」を16年10月に発売し、17年2月には葉酸とカルシウムが摂取できる「ヨーグルト風味スティックパン」をラインアップに加えている。

◇日本食糧新聞の2017年3月27日号の記事を転載しました。