ベジフルボディデザイナーmoccoです。肌寒さが残る4月初旬は、入学や進級などの準備で慌ただしい日々を過ごされていると思います。子どもたちはこれから新しい環境に慣れるまで緊張と不安の毎日を過ごしていきます。そこで、子どもが大好きなハンバーグご飯を作って“頑張れ~!”と応援しましょう。
肉汁ギュ~!と、ハンバーグのうまみを逃がさないつなぎと簡単味付け、アレンジレシピをご紹介します。

肉汁は栄養豊富な高野豆腐でキャッチ!

ハンバーグのうまみは、ジューシーな肉汁が決め手!ですが、合わせる具材やつなぎの量、焼き方次第でせっかくのうまみが流れてしまった…なんて経験はありませんか?

そんな方におすすめのお助けつなぎは、吸収力抜群の高野豆腐です。高野豆腐そのものが栄養豊富で、かつ肉汁や野菜の水分も全部ギュ~しちゃうスーパーつなぎです。

【材料】(4個分)
・ひき肉 350g
・タマネギ 1/2~1個
・ニンジン 1~2本
・卵 1個
・高野豆腐 1枚
・卵豆腐 1~2個
・自然塩・胡椒・生姜・ニンニク お好み
☆味噌(隠し味) 小さじ1~2

⦅アレンジ用⦆
・とろけるチーズ 5~10g
・納豆 小さじ2

【作り方】
1.タマネギ、ニンジン、高野豆腐は粗いみじん切りにしておく。

*粗いみじん切りは野菜の水分を食べるまで保持し噛むことで口の中で食感とうまみが融合します。

2.ボウルに全材料を入れ、しっかりと捏ねる。

※具材が混ざりあい野菜の水分を含めて高野豆腐がうまみを吸い込みます。

3.片手で具をつかみ空気を抜きながら形成する。人差し指で種の底を少し押し、均一に火が通るようにする。

4.熱したフライパンに油を引き、たねを乗せて蓋をして中火で焼く。

表面が白くなったら裏返す。

スクスク成長アレンジハンバーグ

<トロ~リチーズバーグ>

<ネバ~と納豆バーグ>

“卵豆腐”で簡単!お助け味付け

ハンバーグの味付けは肉のうまみを引き立てる塩・胡椒などの調味料だけなのでシンプルですが、それでも忙しい時はもっと簡単に!しかもおいしく作りたい!と思っている方におすすめなのが“卵豆腐”です。

卵豆腐の程よいダシ加減は、肉汁のうま味との相乗効果でジューシーなうま味がグレードアップします。さらにプルンプルンのゼラチン状はたねと合わせやすく安価で買い置きできるのも利点です。

時短・簡単・栄養満点なトマト煮込みハンバーグ

高野豆腐でつないで卵豆腐で味付けしてうまみがグレードアップしたハンバーグをさらに簡単においしくするのがトマト煮込みです。

煮込みハンバーグは、焼く際にたねの中まで火を通す時間が不要!

表面を強火で焼いてトマト水煮を流して煮込むだけで、軽くグツグツしたら出来上がり。酢を適量加えるとコクが増します。

旬の野菜やキノコ類を入れて一緒に煮込むと、付け合わせの別調理が省けてうまみも増します。

トマトには、昆布と同じうまみ成分のグルタミン酸が豊富に含まれ、ひき肉は干しシイタケと同じうまみ成分のイノシン酸が豊富にふくまれているので、うまみの相乗効果が大いに期待できます。

多めに作って冷凍保存しましょう

多めに用意し冷凍保存することでお弁当のメインおかずになります。また、冷凍トマト煮込みハンバーグにチーズを乗せてチンすると、トマト煮込みハンバーグドリアに。さらにご飯にのせるとトマト煮込みチーズハンバーググラタンができます。

ハンバーグを焼いた後に残ったエキスと具材にもうまみが残っているので、つけ合わせの野菜をサッと炒めて無駄なくおいしくいただきましょう。

我が子の新しい門出を見守るお母さんも期待と不安でいっぱいだと思います。スクスク成長を楽しみに応援しましょうね。