阿部幸製菓は28日から、好評の新潟発「柿の種のオイル漬けにんにくラー油」第2弾商品「ピーナッツバター」(160g瓶864円)を通販で先行発売する。食品と米菓を融合し新しい価値を提案。5~8日に千葉市の幕張メッセで開催されたフーデックスで初お披露目し、パンに塗って食べる試食を実施するなど柿の種の新たな需要を創造していく。

同社は開発型企業として、新たな新潟の名産品を作りたいという思いを込めて、昨春に「柿の種のオイル漬けにんにくラー油」を生み出した。さまざまなメディアに取り上げられ、注文が殺到するほどだという。

第2弾商品は、柿の種と相性抜群のピーナツに着目。同社オリジナルの柿の種、ピーナツオイル、ピーナツバターを三層にして瓶詰した。ピーナッツバターには、砕いた柿の種とピーナツの粒、大粒ザラメを入れ、食感にもこだわって開発。食べる前に混ぜる一手間が、不思議な感覚を生むアイデアも斬新だ。しょっぱい味から甘くなる味の変化も柿の種が演出する。

アレンジレシピも充実し、柿の種の全く新しい食べ方を提案。特に、パンとの相性がよく朝食シーンを創造。冷しゃぶなどのトッピングや献立作りの調味料として、また食後のデザートにアイスクリームと一緒に味わうなど、菓子からおかずまで幅広く活用できる。

◇日本食糧新聞の2019年3月18日号の記事を転載しました。