薬膳のモッチーママです。りんごには、疲労回復に良いリンゴ酸やクエン酸などの有機酸が含まれています。すっごく疲れている時は、りんごをすりおろして食べると吸収しやすいですね。今回は、「女子大好き^^リンゴとお芋さんの超旨!簡単デザート♪」をご紹介いたしますね。

さつま芋をよく洗い一口大に切ります

【材料】作りやすい量
さつまいも 1本
りんご  1個
レモン汁 大さじ3
三温糖 大さじ5

【作り方】
1.さつまいもは洗い、ところどころ皮をむいて食べやすい大きさに切り、サッと水に漬ける。漬けおきはしません。
2.りんごも、ところどころ皮をむいて6等分にして食べやすい大きさに切り、塩水にサッとつける。
3.鍋にさつま芋を入れ、ヒタヒタよりやや少なめの水を入れてホイルなどで落としぶたをして中火で10分ほど煮る。

4.フツフツしてきたらリンゴを加えて、7~8分程煮る。

5.レモン汁を加えたら火を止め、冷ましながら味を含めると出来上がり。

りんごの固さはお好みで調節してくださいね。ちなみに私はほんのりサクサク感が残っているのが好きです^^

りんごの蜜で甘さに違いはあるの?

りんごの蜜はあるのとないのとで、甘さに変わりはあるのでしょうか? りんごの蜜はどの品種も収穫して1ヵ月ほどで消えてしまいます。これはりんごが呼吸をしているからなのですね。蜜が入りやすいリンゴでは「ふじ」が知られています。

「ふじ」は糖度が高い品種なので、もともと果実に十分な糖が蓄えられていて、りんごの甘さを作り出す成分のソルビトールが余ってしまい「蜜」に見える状態で果実に蓄えられるそうです。基本的には蜜あり、蜜なしの甘さに変わりはないとされています。

また「サンふじ」などサンのつくりんごがありますね。これは袋をかけず太陽の光をたくさん浴びて栽培する無袋栽培を表す言葉が「サン」なのですね^^

さつま芋は食物繊維や栄養たっぷり

さつま芋は、薬膳では元気の気、やる気の気を補って「解毒利尿」作用によりめまいや疲れ、むくみなどを改善します。またご存知のように食物繊維もたっぷりで、ビタミンやミネラルも多く含み、腸内の掃除をしながら、美容の大敵である便秘を改善してコレステロールを体外に出し、生活習慣病予防にも効果的と言われています。

さつま芋を切った時に、切り口にアクと言われる白い汁が出ますが、これはヤラピンが主な成分で、腸のぜん動運動を活発にして便通をよくし、便秘の予防や改善にも効果があるとされています。

加熱すると失われやすいビタミンCも、さつま芋やじゃが芋の場合、でんぷんが包み込んでビタミンCを保護しますので損失も最小限! 体内の余分な塩分を排出するカリウムやカルシウムなどのミネラル、ビタミンB1、ビタミンB6、若返りのビタミンと言われるビタミンEなど栄養分がいっぱい! さつま芋の茎もサクサクとした歯触りでおいしいですね。

同じイモでも、じゃが芋のアクはどうでしょう。じゃが芋のアク抜きをしなければ身体に悪い影響が出るということではありません。煮込み料理などは、切ってそのまま使ってかまいません^^

水に漬けなかった場合は茶色くなるなど見た目の問題と、炒めた時にでんぷんでくっつかないためや、アクの元になる成分のタンニンなどにより味に多少えぐみなどが出るのですね。じゃがいものアク抜きは、その時の料理によって美味しくいただくためにあるのですね。

では、また次回に~^^(^0_0^)/モッチーママ