家庭料理とパン教室講師、Delice Kitchen 山本ゆりこです。今回は、栄養満点!簡単!丁寧な味!三拍子揃った家族が喜ぶ作り置きおかず「ほうれん草のおひたし」をご紹介します。手作りするなら手抜きをしても家族の舌をうならせたい母心。レンジで簡単に昆布だしをとって上品な味を生み出せます。昆布だしを使えば子どもから大人まで栄養価の高い旬のお野菜やキノコをおいしくお召し上がりいただけます。
2日目は栄養満点の卵をプラスして、だし巻き卵にアレンジします。レンジで加熱してラップでくるん! 手を離せるので効率的なメニューです。

ほうれん草のおひたしにはレンチンで昆布だしを!

今回使うのは、旬のお野菜やキノコ等で使える簡単な万能だしです。お野菜からジュワッとにじみ出る優しい味がとりこになる一品です。煮切りのためレンジ加熱していますが、昆布は加熱し過ぎるとぬめりや臭みが出るので注意が必要です。

ほうれん草の濃い緑を効かせたい場合、冷水での色止めは必須です。塩ゆでと丁寧な水切りが味のぼやけを消すコツです。

【材料】(5人分)
ほうれん草(写真はちぢみほうれん草を使用しています) 1束
昆布 1枚
水 200cc
しょうゆ 大さじ1・1/2
みりん 大さじ1・1/2

【作り方】
1.耐熱カップに水・しょうゆ・みりん・昆布を入れ、電子レンジ(600W)で2分加熱する。

※手間でなければ、半日から1日、水と昆布を浸して冷蔵庫に入れておくとより深みのある味に仕上がります。

その場合は下記写真のように冷蔵庫でうまみを出し、レンジ加熱調理前にしょうゆとみりんを加えます。

2.鍋にほうれん草が浸るくらいのお湯を沸かし、小さじ1程度の塩(分量外)とほうれん草を入れ1分半ゆで、ざるにあげ、冷水で色止めします。

※茎側を30秒、全体を入れ1分ゆでると硬さに統一感が出ますよ!

3.手で絞るように水気を切り、食べやすい大きさにカットし再度丁寧に水切りします。丁寧な水切りがおいしさのコツです!

4.保存容器に入れ、昆布ごとレンチン昆布だしをかけて冷蔵庫で味をなじませ完成です。

※そのまま召し上がっていただいてもおいしいですよ。日持ちは夏場で3日、冬場は4日ほどです。

ラップでくるん!レンチンで作るだし巻き卵風

「レンチン昆布だし!ほうれん草のおひたし」のアレンジ版です。甘みと塩味のバランスがとっても良い一品です◎

熱いうちに巻く! 冷めてから切る! 巻き終わりを下にすることで形が整います。おひたしのお出汁を少し入れたほうがうまみが出て味が調います。おひたしの汁は切らずにそのまま入れてください。とっても品のある味に仕上がりますよ。

【材料】(3人分)
卵 2個
きび砂糖 大さじ2
塩 少々
ほうれん草のおひたし 適量

【作り方】
1.すべての材料を耐熱皿で混ぜる。

※ほうれん草のおひたしの汁気を切らずに入れることで、だしのうまみが引き立ちますよ!

2.ふんわりラップをかけ、レンジ(600W)で3分加熱する。

3.熱いうちにラップに包み。巻き終わりを下にして粗熱を取る。

※この工程をふむと、形がきれいに整います!

4.カットし盛り付け完成。

ワーママを応援!はじめまして、家庭料理・パン教室講師の山本ゆりこです

この記事がはじめての登場になります。一品でも多く家族が喜ぶご飯を応援するべく「簡単なのに上品に仕上がるコツ」をお伝えします。

病気がちな主人と結婚し、会社員として5年間勤めながら三食作り続け、現在も一児の母のワーママの一人です。三食作り続ける原動力は「おいしい! の一言」です。家族の笑顔の手助けになれる記事を投稿してワーママを応援します! よろしくお願いします。