元祖農業ガール藤野いち子です。まだまだ寒い日が続きますが、風邪など引かずに元気に過ごしたいですね。藤野は、健康の基本は食生活と睡眠だと思っています。子どもたちやパパには旬の野菜をモリモリ食べてもらいましょう!
藤野の実家の畑では、白菜と大根がおいしくできました。ゆずは表年だったようで鈴なりです。そこで実家の母に聞いた白菜と大根の漬物レシピを紹介します。

簡単に作れておいしい!ゆず白菜

白菜は鍋というイメージがありますが、漬物もおいしいですね。白菜漬を手作りするのはハードルが高いと思うかもしれませんが、切って漬けるだけと簡単。調味料の比率さえ知っていれば失敗もありません。

今回は少量で、チャック付きポリ袋を使って簡単ゆず白菜を作りたいと思います。

【材料】(作りやすい分量)
白菜 1/4株(正味約450g)
粗塩 大さじ2/3(9g:白菜の重さの2%程度)
ゆず皮 1/4個分

【作り方】
1.白菜は芯をはずしてざく切りする。ゆずは皮をむき千切りにする。

2.白菜の重さの2%の粗塩を用意し、白菜・ゆずとよく混ぜる。

3.チャック付きポリ袋に(2)を入れ、空気をぬいて冷蔵庫に入れる。

4.1時間ほどで完成。

大人が食べる場合、唐辛子の輪切りを少々入れるときれいです。アレンジで塩昆布をいれても。

ギュッと巻いた重みのある白菜がおすすめ

ここでちょっと豆知識です。皆さんは白菜の選び方をご存じでしょうか。白菜を上から眺めて、葉っぱが奥までギュッと巻いているのがよい白菜です。ずっしり重く、緑色が鮮やかで黒い点がないものを選ぶとよいでしょう。

白菜が日本で栽培されるようになってから、まだ100年程度なのだそうです。日清・日露戦争のときに大陸からに入ってきたんですって。太古の昔からある野菜のイメージがあるので、びっくりですね。

参考書籍:
『内田悟のやさい塾 旬野菜の調理技のすべて 保存版 秋冬」内田悟 著 KADOKAWAメディアファクトリー

甘くておいしい!ゆず大根

皆さんは、大根は辛いイメージがあるのではないでしょうか。でも、とれたての大根をガリガリッとつまみ食いすると、ちょっと甘みがあるんです。私の実家の母は、よく大根サラダにしています。千切りしてゆずポン酢をかけていただくと、みずみずしくておいしいですよ。

息子に大根を収穫してもらいました

わが実家には、大根サラダだけでは消費できないほどたくさんの大根があるので、よくゆず大根も作ります。こちらもチャック付きポリ袋で作るので簡単です。

【材料】(作りやすい分量)
大根 1/3本(正味250g)
砂糖・酢 各大さじ2
粗塩 小さじ1/2
ゆず皮 1/4個分

葉っぱも立派です!

【作り方】
1.大根は4cmの長さに切って皮をむき、1cmの拍子切りにする。ゆずは皮をむき千切りにする。

2.砂糖・酢・粗塩をよく混ぜ、大根・ゆず皮とあえる。

3.チャック付きポリ袋に(2)を入れ、空気をぬいて冷蔵庫に入れる。

4.半日ほどで完成です。

翌日になると味がしみておいしくなります。ゆずの搾り汁を使えば、さらに風味もアップしますよ。

大根葉の炒め物を作り置きおかずに

大根の葉は大根の水分を吸い上げてしまうので、買ってきたら早めに切り落としたほうがよいです。せっかく新鮮な大根の葉があるのですから、おいしくいただきましょう。大根葉の炒め物は、10分程度で作れて簡単です。

新鮮なのでピンとして、ボリュームがありますね

【材料】(作りやすい分量)
新鮮な大根の葉 大根1本分
塩昆布・ごま・塩・ごま油 各適量

【作り方】
1.大根の葉をよく洗い、虫食い葉などは捨てます。1cm程度にザクザク切ります。

2.大きめのフライパンにごま油を引き(1)を炒めます。他の材料を適量加えて、炒めて出来上がりです。

常備菜にもできる、おいしいおかずができました。これで数日は幸せ気分ですね。皆さんも、白菜と大根をたっぷり召し上がってください。