【ささみ簡単レシピ2選】淡泊な味が使い勝手抜群!
千葉県習志野市在住、管理栄養士の宮崎亜矢です。今回は、白身肉の中で最高部位である「ささみ」の簡単レシピを紹介していきます。淡泊な味からの使い勝手の良さを活かして、「ささみのピカタ」と「鶏サラダ」にします。ささみは価格変動が少なく、比較的お求めやすいというのも嬉しい注目ポイントです。
「ささみ」は高たんぱくで低脂質
ささみは鶏胸肉の一種で、手羽の内側に位置しています。一般的に「胸肉」として販売されているものに比べて、「ささみ」と記されているもののほうが柔らかくパサつき感が少ないため、おすすめです。
さらに低脂質であり、鶏肉の中では最もたんぱく質含有量が豊富という大変ありがたい特徴があります。牛肉や豚肉であるならばヒレ肉に相当する高級食材と言えるでしょう。
スーパーやお肉屋さんでは100gあたり安い時は98円程度で売られていて、通常でも148円程度で購入できるので、良心的な価格となっているのも魅力的で嬉しいですね。
また、淡泊でクセのない味から、多くの料理で重宝される食材となっています。次に、ささみを使った「ささみのピカタ」と「鶏サラダ」の簡単レシピを紹介していきます。
ささみのピカタ お弁当のおかずに
【材料】(2人分)
ささみ 5本
塩コショウ 少々
小麦粉 適量
卵 1個
チーズ(ピザ用) 大さじ1.5
青のり 小さじ1
バター 小さじ1
【作り方】
1.ささみは白い筋を取り除いてから(口に残るので)、一口大に切り塩コショウを振りかけておく。
2.卵、チーズ、青のりを混ぜ合わせて、(1)に小麦粉をまぶしてから漬けこむ。
3.フライパンにバターを熱して、(2)を両面しっかりと焼いていく。
4.少し焦げ目が付くくらいに焼けたら、完成。
ピザ用チーズは粉チーズやスライスチーズなどに代用可能です。スライスチーズを使用する場合は、卵と絡める際に、小さくちぎっておくとよいでしょう。
また、青のりはドライパセリに代用可能です。家にあるものを使ってください。
しっかりと卵と絡めてコーティングしているのでパサつき感があまりなく、お弁当などに入れて冷めてもおいしく召し上がれるので、子どもにも人気のおかずとなっています。冷凍保存も可能なのでささみが安い時にまとめて購入して、倍量で作ることもおすすめです。
卵と絡めることで、ボリュームがある一品が完成します。揚げ物ではなくフライパン1つで焼くだけで作れるので、忙しいママには嬉しい簡単レシピといえるでしょう。
鶏サラダ どんな野菜やドレッシングでも合う
【材料】(2人分)
ささみ 1本
きゅうり 1/2本
ちくわ 2本
カニカマ 4本
ドレッシング 適量
【作り方】
1.ささみは茹でて、中までしっかりと火を通しておく。
2.茹でたささみの粗熱がとれたら、手で割きながら白い筋を取り除く。
3.きゅうりは細切り、ちくわは斜め切り、カニカマはほぐしておく。
4.ささみ、きゅうり、ちくわ、カニカマを混ぜ合わせて、お好みのドレッシングと絡めたら完成。
他に、たまねぎ、トマト、レタス、かいわれ大根などお好みの野菜や冷蔵庫に残っている野菜を使ってください。個人的には和風ドレッシングが好きですが、マヨネーズやオーロラソースでも絡みがよくおいしく召し上がれます。
鶏サラダはどんな野菜やドレッシングでも合うという、淡泊な味ならではのささみの特性を活かした簡単レシピといえるでしょう。ヘルシーかつおかずにもなるようなボリューミーなサラダに仕上がっています。
まとめ
「ささみ」の紹介は、いかがでしたか? 低カロリーかつ栄養価が豊富なうえに、比較的購入しやすい価格であることから、魅力たっぷりの食材といえるでしょう。淡泊な味であることからさまざまなメニューに用いやすいので、ぜひ毎日の一品に役立ててみてください。
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