はじめまして。看護師から夢のバーテンダーへと日々進化しているじゅんこです。働くママのお助け時短メニューを紹介していきたいと思いますのでよろしくお願いします。
揚げ物は苦手、準備や片付けが面倒、と敬遠する方も多いのではないでしょうか。そんな方でも心配ご無用です。今回は手間いらずな一品「とりごぼう海苔はさみ揚げ」をご紹介します。

使い方次第で万能!すり身の活用

「とりごぼう」といえば煮物、「すり身」といえば鍋に入れるくらいしか思い浮かばない、という方もいらっしゃると思います。今回は市販の「とりごぼうのすり身」を使ったお手軽な揚げ物のレシピを紹介します。

私の住む北海道ではスーパーで一般的に売られている「とりごぼうのすり身」ですが、地域によっては手に入りにくい場合もあるかもしれません。その場合はもちろん自家製で作ってもかまいません。無理せずに魚のすり身やつみれで代用OKです。

ぜひ気楽にチャレンジしてみてくださいね。

【材料】
とりごぼうのすり身 1パック 150g程度
焼き海苔 2枚
サラダ油 適量

材料はたったこれだけ。シンプルです!

【作り方】
1.焼き海苔を縦3等分、横4等分に切り分ける。

2.ティースプーンですくった、とりごぼうのすり身を切り分けた海苔の裏面にのせる。

海苔を軽く二つ折りにする。

3.170度に熱したサラダ油で、(2)をキツネ色になるまで揚げる。

【ポイント】
海苔は三角になるように二つ折りにするとお洒落です。とりごぼうのすり身は火の通りが早いので、揚げすぎに注意しましょう。

冷めてもおいしく、固くならないから作り置きOK

お子様のおかずにはもちろんですが、酒の肴にもぴったりです。

揚げたて熱々はもちろんおいしいのですが、冷めても固くならずにおいしく食べられます。一度にまとめて揚げておいて遅く帰ってくる旦那様におつまみとして、さっと出すこともできます。

たくさん作って残ったら、ぜひ翌日のお弁当にも活用してくださいね。

ちょっと余裕がある日はちょっぴりアレンジしてみるのもおすすめです。すり身に、戻したヒジキや小海老を混ぜてから作ってみましょう。栄養や食感がパワーアップした海苔はさみ揚げになりますので、マンネリ化せずに長く楽しんでいただける一品です。ぜひ楽しみながらお試しください。

とりごぼうのすり身と海苔は栄養満点

ごぼうの水溶性食物繊維に含まれるイヌリンという成分には、便秘解消や血糖値を下げる効果が期待できるそうです。同じく水溶性食物繊維のリグニンはコレステロールを下げる働きが期待できるそうです。

またアルギニンという成分も含まれていて、こちらは美肌効果も期待できますよ。ぜひ積極的に摂取したい食材ですね。 ごぼうは苦手というお子様も、すり身なら抵抗なくおいしく食べることができそうです。

海苔には良質なタンパク質とアミノ酸がたっぷり含まれていますし、少量ですがすり身には人参も入っているので緑黄色野菜も摂取できます。

一度にたくさんの栄養が摂れて、育ち盛りにも大人にも嬉しいメニューです。