こんにちは!イギリス在住ライターの平野由香里です。今回はお家で簡単にヨーロッパ気分が味わえるフランスの家庭料理「タブレ」のアレンジレシピを紹介します。タブレは、いろいろな種類の野菜と世界最小のパスタといわれる「クスクス」を使って作るサラダです。今回はスーパーフードの「キヌア」を使ってアレンジします。まとめて作っておけば常備菜として使えますし、そのままお弁当として持っていくのもおすすめです。
火をほとんど使わずに材料を切って混ぜるだけでできるので、ぜひ挑戦してみてくださいね。

Taboulé(タブレ)の簡単な作り方

フランスでは定番の家庭料理でありお惣菜である「タブレ」は、本来であればクスクスというショートパスタを使って作ります。

しかし「クスクスだけでは味気ない。しかも、グルテンフリーや小麦アレルギーがある人は食べられないじゃない!」という思いから今回のレシピを考え出しました。

ここでは一応レシピとして材料を紹介しますが、どんな野菜を使ってもおいしいので、レシピにとらわれず、自分が好きな野菜やそのときに安く手に入る野菜などを使ってアレンジしてみてくださいね。

【材料】(4人分)
キヌア 1/2カップ
レンズ豆 1/3カップ
ミニトマト 10粒
セロリ 1本
パプリカ 1~1/2個
マッシュルーム 5個
アスパラ 5本
パセリやミント(お好みで)
パンプキンシードやごま(お好みで)
ヴィネグレット 2/3カップ
塩コショウ 適量

※ヴィネグレット・・・マスタード大さじ1/2と白ワインビネガー60~70ml、植物性オイル200mlをよく混ぜたもの(まとめて作ってディスペンサーに入れておくと便利)

【作り方】
1.キヌアとレンズ豆は表示に従ってゆで、しっかりと水気を切っておく。アスパラガス(いんげん豆でもおいしい)もゆでて食べやすい大きさに切る。

2.セロリとパプリカ(ズッキーニもおいしい)は細かいさいの目、ミニトマトは半分、マッシュルームは薄くスライス、ミントやパセリはみじん切りにしておく。

3.(2)で準備した野菜を大きめのボウルに入れ、半量のヴィネグレットと塩コショウでしっかりめに味をつける。野菜の水分が出るまで5分ほど待つ。

4.(3)のボウルにレンズ豆とキヌア、パセリまたはミント、パンプキンシードやごまを入れて混ぜ、残りのヴィネグレットや塩コショウで濃度や酸味、塩分を調節する。

汁が多すぎても少なすぎても食べにくいです。お好みの具合を見つけてみてください。

今回のレシピは材料を切って混ぜるだけでとても簡単! 疲れているときでもサクッと作れます。

スーパーフードと野菜で栄養たっぷり!フランスの人気家庭料理をぜひお家で

タブレはフランスのママが作る家庭の味であるだけでなく、スーパーやコンビニなどで手軽に買える定番のお惣菜でもあります。

まとめて作っておけば冷蔵庫から出すだけでサッと食べられるので、帰りが遅くなってしまったときの一品やガッツリメニューになってしまったときの箸休め、ヘルシーなお弁当としておすすめです。

2日目からがおいしく日持ちがしやすいので、休日などにまとめて作っておくと役に立ちますよ! あなたの家庭でも少しオシャレに簡単に、おいしいフランス料理を楽しんでみてくださいね。