元祖農業ガール藤野いち子です。年末年始のお休みを前に、仕事でもプライベートでも忙しい12月。でも子どもたちは、ほらっ、ワクワクしていますよね!純粋に年末年始を楽しめたあのころに戻りたいなー、なんて思います。さて、もうすぐママ友から持ち寄りパーティーのお誘いがありそうです。時間はないけど、みんなを喜ばせたい・・・そんなときに作ってみたいのがハッセルバックサンドです。簡単なのにインスタ映えするんです。

「ハッセルバックポテト」や「ハッセルバックナス」が有名ですね

少し前にハッセルバックポテトが流行りましたが、皆さんは覚えていらっしゃるでしょうか。別名アコーディオンポテトともいわれるスウェーデンの料理です。じゃがいもにたくさんの切り込みを入れ、ベーコンなどを挟んで焼きます。ニンニクやオリーブオイルの香りやベーコンのうま味がじゃがいもにしみこんで、本当においしいですよね。

形が独特で、風の谷のナウシカに出てくる王蟲(オーム)をイメージするのは私だけではないと思います。ほかにもハッセルバックナスなども作られているようです。ビジュアルにびっくりしますが、きっとおいしいことでしょう!

では、バタール(フランスパン)をまるごと使ってハッセルバックのサンドイッチを作ります。このレシピは、以前タカキベーカリーの工場見学に行ったときに教えていただいたレシピを藤野なりにアレンジしたものです。

【材料】(30cmのフランスパン2本分)
バタール(フランスパン) 30cm×2本
卵 2個
生ハムスライス 6枚
モッツアレラチーズ(スライス) 1/2袋(50g)
ベビーリーフ・きゅうり・ミニトマト 適量
マーガリン・マヨネーズ 適量

【作り方】
1.卵はゆでて輪切り。きゅうり・ミニトマト・モッツァレラも薄切りにする。ベビーリーフは洗い水気を切る。

2.バタールに1cm幅の切り込みを入れる。底まで切り落とさないように、割り箸などでガードする。

バタールは割り箸などでガードしながら切ります。真ん中のあたりはフカフカするのでちょっと難しいかもしれません。

3.切り込みを入れた部分のうち、具を挟むところにマーガリンとマヨネーズを塗る。

マーガリンとマヨネーズを塗っていきます。最終的にちぎりながら食べることをイメージして、全部に塗らず具を挟む部分だけ塗ります。

4.(3)に生ハムなど好きな具を挟む。

好きな具を挟みます。センス良く作れるかな?

完成しました!簡単なのに華やかですね。

小さいお子さん向けにパンや具もアレンジして

食べるときには、具を挟んでいないところでちぎって食べます。お子さんがうまくちぎれない場合は、ママがキッチンバサミなどで切ってあげてください。バタールは小さい子どもにはかたくて食べにくいかもしれません。パーティーの年齢層によってはやわらかめのロールパンで作ってもよいと思います。

具をアレンジして、たまごサンドやポテサラサンドを入れると子どもたちがもっと喜びそうですね。持ち寄りパーティー、ぜひ楽しんでくださいね!