クリスマスに具沢山ミネストローネ♪ おもてなし感をアップさせるコツは
プチプラアイテムでいつもの食卓をパッと華やかに演出するテーブル&フードスタイリストの渡辺有子です。クリスマスのおもてなしには、メインディッシュや前菜、サラダのほかにスープメニューを1品加えるとボリュームがアップして体も温まります。
そこで今回は、クリスマスのおもてなしにも使えて具沢山で栄養満点なミネストローネについてご紹介します。
具沢山なミネストローネを作ってみよう
ミネストローネは、トマトを使ったスープでイタリアで親しまれている家庭料理です。イタリアでは地域や家庭ごとに用いる具材や作り方はさまざまにあると言われていて、素材から出る旨味と栄養をスープごと味わいます。
今回はじゃがいも、タマネギ、ニンジン、エリンギ、ソーセージを使用しました。
鍋にニンニクとオリーブオイルを入れて熱し、1cm角に切った野菜を加えて炒めます。少し野菜がしんなりしたらトマト缶とコンソメの素を加え、あとは野菜がやわらかくなるまで煮込んで塩コショウで味を調えたら出来上がりです。
鍋いっぱいの野菜も炒めて煮込むことでかさが減るので、お子さん達にもたくさん野菜を食べさせることができてよいですね。またいろいろな野菜からおいしくてやさしい甘みのダシが出ます。時間をおくほど味が馴染みますので、作り置きにもおすすめのメニューです。
スーププレートでメインディッシュのように!
クリスマスシーズンは、週末に友人を招いてホームパーティーを開いたり、気心しれたママ友数人と平日のランチ会を開いたり、また普段の食事もちょっとクリスマスモードにしてみたりと、いろいろな食卓を楽しまれる方も多いかと思います。
とはいっても毎回手の込んだお料理を用意するのは大変!そんなときには鮮やかな赤がきれいでボリューム満点のミネストローネは、1皿でおもてなし感がアップするスープメニューとしておすすめです。
洋食器のなかには、下の画像のようなスーププレートと呼ばれるくぼみのある平皿があります。こちらはウェッジウッドのフェスティビティシリーズで直径は23cmほど。
厚手でぽってりとした感じと温かみのあるアイボリーがスープやパスタだけでなくサラダやカレーなどにも使えるお気に入りのアイテムです。
くぼみのまわりにはデコレーションが施されたリムがあるので、スープを盛り付けても適度な余白ができて見栄えもよくなります。
ママ友との気軽なランチ会なら、具沢山のミネストローネをこんな風にたっぷり盛り付けるだけで立派なメニューに仕上がります。あればペンネやマカロニなどのショートパスタを別茹でしてスープに加えることでより食べ応えもアップします。
小さなデミカップで前菜と一緒に!
つづいては小さな器に盛り付けたミネストローネです。
いろいろなお料理をたくさん並べる週末のホームパーティーならスープは少量で十分!小さなエスプレッソ用のカップアンドソーサーを熱湯で温めて用意しておきます。
ゲストが揃ったら前菜とともにアツアツのミネストローネをお出ししてパーティースタート!前菜やサラダなどは冷たいメニューが多いので、小さくてもアツアツのメニューが1品あると嬉しいですね。
ソーサーにはクラッカーを添えておきました。クルトンがわりに入れると適度な塩気とサクサクした食感が良いアクセントになります。
チーズトッピングでアツアツのオーブンメニューに!
最後はオーブンやトースターでも使用できる厚手の陶器に温めたミネストローネを入れて上からとろけるチーズをたっぷりかけて、オーブントースターで焼いた1品です。
スープは先に温めておくのでチーズに良い焼き色がつくのを待つだけでよく、作り置きしたミネストローネさえあればあっという間に仕上げることができて何かと忙しいホームパーティメニューに重宝できます。
とろけたチーズのなかには湯気があがるほどアツアツのミネストローネがたっぷり入っているので、ボリュームがあってお腹も満足な1品です。
具沢山で食べ応えのあるミネストローネ。鮮やかな赤はクリスマスカラーなので彩りの雰囲気にもよくあいますし、寒い季節には温かいスープメニューが1品あると嬉しいですね。
ポタージュやコンソメスープだけでなく、野菜もしっかり食べられるミネストローネもぜひクリスマスのメニューに取り入れてみましょう。
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