日本マクドナルドは10日から6月下旬までの期間限定で、昨年好評を博した「マックの裏メニュー」第2弾を展開する。定番のハンバーガーにトッピングを加え、カスタマイズできる組み合わせの種類を昨年から大幅に増やし、朝マックと合わせて583通りの組み合わせを提供。定番メニューをアレンジすることで、新たな食体験を提供する。

若菜重昭メニューマネジメント部上席部長は、8日に行われたメディア向け発表会で、カスタマイズによる効果を「今の味を強める方向と、今までと違った味のアクセントを加える方向の二つがある」と語り、長年親しまれてきた定番バーガーを通じた、食体験の楽しさを提供したいと目標を示した。

同発表会では、キャンペーンCMに出演する俳優の本田博太郎氏が登壇し、自身がカスタマイズした裏メニューと裏てりやきマックバーガーを試食。「ベーコンが憎い。ボディーブローのごとく、じわじわ効いてくる」とおいしさをPRした。

今回はスモークベーコン、ガーリックチリ、ホワイトチェダーチーズ、トマトの4種類のトッピング(各税込み40円)を提供。最大3つまで組み合わせることができ、16種類のメニューで全544通りカスタマイズが可能だ。朝マックでは13種類のバーガーにスモークベーコンを3枚まで組み合わせられ、全39通りのメニューができる。

合計583通りの裏メニューの中から、同社お薦めの裏メニューとして、スモークベーコンを合わせた「裏てりやきマックバーガー」(税込み360円)、ガーリックチリを合わせた「裏ダブルチーズバーガー」(同360円)、ホワイトチェダーチーズを合わせた「裏チキンフィレオ」(同390円)、スモークベーコンを合わせた朝マックの「裏ソーセージエッグマフィン」(同290円)を全国の店舗で販売する。

また、SNS、TVCMなどを横断的につなげた販促キャンペーンを実施。ツイッターの「裏アカウント」で情報発信をするとともに、公式アカウントやWebムービーなどでも詳細な情報を発信していく。

「ベーコンが憎い!」と裏メニューのカスタマイズを評価する俳優の本田博太郎氏(右端)

◇日本食糧新聞の2017年5月12日号の記事を転載しました。