メルシャンは、内臓脂肪を付きにくくさせる働きがあるワイン用のブドウを開発したと発表した。このブドウを原料に使ったワインを、8月28日に数量限定で発売した。競合他社との差別化商材として、提案に力を入れる。

黒ブドウの果皮に含まれる「レスベラトロール」と呼ばれる希少成分が内臓脂肪の蓄積を抑制するという。このほど、この成分を多く含むブドウ品種を世界各国から安定調達できるようになった。品種名は非公開。品種の掛け合わせはしていない。

このブドウを使った商品が「ボン・ルージュ プレミアム ペットボトル 赤」(写真)。レスベラトロールを通常ワインの3倍(同社比)含む。渋みを抑え、芳醇(ほうじゅん)な香りとコク深い豊かな味わいを実現した。720ml入りで価格はオープン。

◇日本食糧新聞2018年9月7日号の記事を転載しました。