甘じょっぱさがクセになる♪ カスタードチーズのフルーツバーガー
以前、上海を訪れた際、チーズとカスタードクリームを混ぜたクリームをパンに挟み、断面にフルーツを貼り付けたユニークな菓子パンを見つけました。また、クリームチーズ味のとろりとしたドリンクもあり、どちらも実際に味見しましたが、その甘じょっぱさに「なるほど!」と感心しました。
日本でも人気の甘じょっぱいスイーツ
日本でも塩アイスクリームや塩キャラメルなど「甘じょっぱいスイーツ」がここ数年、人気です。甘じょっぱい味というのは、不思議な魅力があるんですよね。
そこで、今回は粉チーズとチーズソースを使ったスイーツのご提案。甘くてほんのりしょっぱいカスタードチーズクリームをたっぷり挟み、フルーツを添えたスイーツバーガーです。バンズを使い、オモシロかわいいハンバーガーのように仕上げましょう。
使うクリームは2種類。カスタードクリーム、チーズソース、粉チーズを混ぜ合わせたチーズクリームと、ホイップクリームを2段仕立てでバンズに絞り、フルーツをのせてバンズで挟みます。
フルーツは、オーブンで焼いて甘みと風味をさらに引き出した焼きバナナと、半解凍させた冷凍MIXベリー、冷凍マンゴーを使用しました。ハンバーガーらしく、コロンとした形状のフライドポテトも添えてみました。甘くなった口中の舌休めにもぴったりのはずです。
塩味の決め手はチーズソースと粉チーズ
たっぷりのホイップクリームと甘いフルーツという“スイーツ定番コンビ”に、ほんのり塩味が利いたチーズクリームを合わせたこのスイーツには、妙に後を引き、飽きずに食べてしまうチカラがあります。これこそが、「甘じょっぱいスイーツ」の真骨頂です(笑)。
塩味の決め手になっているのは、カスタードクリームに混ぜたチーズソースと粉チーズですが、粉チーズやチーズソースをスイーツで活用する例は、実は日本ではあまり見かけません。しかし、クリームチーズケーキの絶妙な味を思うと、おいしく仕上がらないわけがない。
いまや定番スイーツとして認知されつつある「甘じょっぱいスイーツ」ですが、この新メニューを開発しようという際に、各種チーズはきっとオイシイ有能アイテムとなってくれるはずです。 (飲食店プロデューサー 青島邦彰)
◇外食レストラン新聞の2018年8月6日号の記事を転載しました。
タブロイド判16~24頁・月刊・オールカラー。専門紙でありながらフリーペーパーという新聞業界初のコンセプトで外食専門紙トップの発行部数5万8000部を誇ります。広告効果も抜群。ぜひお試しください。
詳しくはこちら
コメント
記事コメント投稿サービス利用規約に同意の上ご利用ください。