東京都小金井市在住のものぐさ栄養士・黄金まろんです。小学生低学年の長女が、初めて電車に乗って遠くの公園まで遠足に行きました。はじめてのクラス替えで、消極的な姉はいまだにお友達と触れ合えていない様子。話題作りにもなり、気分が上がるお弁当にしてあげたいと思いました。

「緑の公園」を意識した内容に

やはりカラフルな内容なお弁当だと一番良いですが、大好きなおかずが入っていることも大きなポイントですよね。緑を中心に、お花などのイメージが湧くメニューにしてみました。

茶巾たまご

<材料(1人分)>
・たまご・・・1/2個
・A 塩 ・・・少々
・A 砂糖・・・少々
・A 牛乳・・・小さじ1
・冷凍ミックスベジタブル・・・大さじ1

<作り方>

  1. ミックスベジタブルを解凍し、水気をよく切る。(画像はにんじん、トウモロコシ、ほうれん草入りです)
  2. 耐熱容器にたまごを入れてほぐし、さらにAと(1)を混ぜる。
  3. (2)にラップをふんわりかけ、電子レンジで30~40秒加熱する。
  4. 熱いうちにラップでギュッとしぼり、形がなじむまでそのまま置いておく。※やけどにご注意ください

お花サラダ

<材料(1人分)>
・じゃがいも輪切り・・・2枚
・にんじん輪切り・・・2枚
・塩・・・少々
・フレンチドレッシング・・・少量

<作り方>

  1. じゃがいもとにんじんは、塩を入れた湯でやや硬めに茹でる。
  2. (1)を花型で抜く。
  3. (2)をフレンチドレッシングであえる。

梅おにぎり

<材料(1人分)>
・大麦入りごはん・・・子ども茶碗1杯
・市販品カリカリ梅・・・適量
・のり・・・適量

ここでのポイントは、スーパーフードである大麦がごはんに入っていることです。白米自体も身体を冷やす食材ではありますが、大麦も身体を緩やかに冷やしてくれる食材です。

そして成長の促進に関与しエネルギー代謝をサポートする、現代人に不足しがちなビタミンB2は白米の17倍も含まれています(大麦にはグルテンが多少含まれているので、小麦アレルギーの方はご注意ください)。

またおにぎりをアルミホイルで包むコツですが、一度アルミホイルをくしゃくしゃにしてから広げ、そしてふわりとした感じで包みます。

表面が凸凹になることで空間がさらに広くなって中のおにぎりの表面が乾燥するので、べちゃっとすることなくおいしく食べることができます。

(カット)フルーツ

フルーツも一緒に詰め込みました。デザート的要素の強いフルーツですが、彩りだけでなく、ビタミンやミネラルを簡単に摂ることができる強い味方です。

しかしながら、フルーツでも特にカットしたフルーツは水分が出てしまい、傷みやすい原因にもなります。暑くなり湿気も高くなりますので、別容器にして保冷剤をつけるなどの対策が必要になってきます。

画像のみかん・キウイは身体を冷やす食材ですが、逆にりんごやぶどう、サクランボなどは身体を温めてくれる食材です。

今回の内容では身体を冷やす食材が多くなってしまったのですが、実は身体を温めてくれる食材・根菜であるごぼうやれんこんの煮物が隠れていました(笑)

またピックを利用して、お花やミツバチなどで演出してもいいですね!(今回はあり合わせでしたが・・・)

最近は温暖化の影響で、寒暖差の激しい天気が多くなりました。天気予報のチェックも必要です。傷みにくいお弁当作りにも気を付けていきたいですね。