【コストコのロティサリーチキン】ズボラさんにおすすめ!全部食べきる簡単アレンジレシピ
コストコの数ある商品の中でも定番の「ロティサリーチキン」。まるごと1羽の鶏の丸焼きはインパクト抜群です。しかも、699円(2018年5月25日現在)で購入できるという高コスパ商品。
でも、全部食べきれるか不安という方や、残りをアレンジして食べるのが面倒…という方もいるのではないでしょうか? 今回は、ズボラな筆者おすすめのロティサリーチキンの食べ方や、骨や肉汁までしっかり活用したアレンジレシピをご紹介します。
ロティサリーチキンの解体方法
コストコの「ロティサリーチキン」は699円(税込み)とは思えないほどのボリューム。その大きさに圧倒されて、まずはどこから手をつけようかと悩んでしまいます。ズボラな筆者がおすすめしたい解体方法は、ズバリ豪快に手でほぐすこと。
- まずは手袋を装着! チキンの脚の部分についているゴムをはずします。
- もも肉…脚の骨を横に引っ張ればもも肉がはずれます。
- むね肉…胴体の真ん中部分に親指を入れて、ぐっと開けばむね肉が取れます。
- ささみ…むね肉の下からは、ささみが。つかんで持ち上げれば簡単に取れます。
- そのほか、手羽やぼんじりがあり、骨の周りにもお肉がついています。手でほぐしていけば、部位ごとに簡単に取り分けできます。
包丁を使ったほうが盛りつけたときの見栄えはきれいかもしれません。でも、どうせ最後には骨の周りを手でほぐすので、洗い物を減らすためにも最初から手で解体するのがおすすめ。
そのまま取り分けのお皿に盛り付けて、食べきれない量は保存容器に入れればOKです。
そのまま食べてもおいしい! 簡単ソースでさらにおいしく
コストコのロティサリーチキンの食べ方といえば、やっぱり定番は解体したお肉を温かいうちにガブっとかじること。皮目の部分にはスパイシーな味がついていて、そのまま食べてもとてもおいしいです。
でも、一度では食べきれないほどの量があり、胸肉やささみは割とあっさりした味なので、たくさん食べるならソースも作りたいところ。家にある材料で、ズボラな方でも簡単に作れるソースをご紹介します。
1つ目はケチャップソース。材料を一気にフライパンに入れ、照りが出るまで火にかけるだけ。お子様も大好きな味の、ご飯が進むケチャップソースです。チキンの残り汁を使うことで、簡単ながらも深みのある味に仕上げました。
<ケチャップソース>
ロティサリーチキンの残り汁 大2
ケチャップ 大1
中濃ソース 大2
バター 小1
塩こしょう 少々
次にご紹介するのは和風ソース。材料を耐熱容器に入れてレンジでチンするだけ。600Wで40秒が目安です。さっぱりとしたソースで、お肉もどんどん食べてしまいます。
<和風ソース>
醤油 大2
みりん 大2
お酢 大1
砂糖 小2
チキンを使った野菜炒めで時短おかず!
次に、余ったお肉の活用方法をご紹介します。一番簡単なのは野菜炒めにすること。面倒なお肉の下ごしらえがいらないので、時短にもなり簡単に作れますよ。お肉には味がついているので、野菜に塩コショウを振ってサッと炒めるだけ。お好みでバターやおろしにんにくを混ぜても◎。
【作り方】
- お好みの野菜を切る。(もやし、ニンジン、ピーマン、キャベツなど)
- 油をひいたフライパンに(1)を入れ、しんなりするまで炒める。
- 塩コショウ(お好みでバターやおろしにんにく)で味付けしたら、チキンの残りを投入。
- 軽く炒めたら完成!
余ったチキンで鶏の炊き込みご飯
コストコの「ロティサリーチキン」を使えば、鶏の炊き込みご飯も簡単に作れちゃいます。準備が何かと大変なイメージの炊き込みご飯ですが、お肉の下ごしらえがなくなるだけで、かなり時短になりますよね。
今回は、下ごしらえのほとんどいらないしめじとコーン缶を使用。彩りのためにニンジンも使いましたが、切るのが面倒という方は入れなくても大丈夫!
逆に、手間をかけてもいいという方はごぼうや油揚げ、こんにゃくなどを入れてもおいしいですよ。チキンにしっかり味がついているので、調味料は控えめのレシピです。
【材料】
お米 3合
ロティサリーチキン 好きなだけ(今回は150g使いました)
しめじ 1/2パック
コーン 100g
ニンジン 1/2本
醤油 大1と1/2
酒 大1
【作り方】
- ニンジンを細切りにする。しめじは石づきを切っておく。ロティサリーチキンは食べやすい大きさにほぐす。
- 洗ったお米に醤油と酒を入れ、3合の目盛りまで水(材料外)を入れる。
- お米の上に(1)の材料とコーンを入れて炊飯器にセットしてスイッチオン。
- 炊きあがったら混ぜてお茶碗に盛り付けて出来上がり!
骨も捨てないで! 鶏ガラスープを作ろう
コストコのロティサリーチキンは鶏を丸ごと焼いたものなので、当然骨も丸ごとついてきます。
せっかくだから、この骨も捨てずに活用しましょう! 骨をそのまま鍋に入れて放っておくだけでおいしいスープができるので、ズボラさんにもおすすめです。
鶏ガラスープの取り方は簡単。身を取った後の骨を鍋に入るように軽くくずし、鍋に1.2Lほどの水を入れて火にかけるだけ。沸騰したら蓋をして弱火で30〜40分コトコトすれば、鶏ガラスープの出来上がりです。
骨だけではなく残っている肉汁も入れれば、脂の浮いたこってり系のスープに。そのままでもスパイスが効いていますので、料理に使う際は味見をして、調味料の足し過ぎにご注意ください。
あっさり系がいい方は肉汁は捨てて骨だけを入れればOK。冷蔵庫で保存していた場合は肉汁が骨に固まってついていますので、あっさり出汁にしたい方は忘れず取り除いてください。
鶏ガラで簡単おいしい野菜スープ
完成した鶏ガラスープの骨を取って濾したら、さまざまな料理に活用できます。一番簡単にできるのは野菜スープ。お好みの野菜を入れて煮れば、鶏ガラ野菜スープの完成。仕上げに余ったチキンを入れたら食べ応えもばっちりです!
【作り方】
- お好みの野菜を切ります(ネギやニンジン、キャベツなど)
- 濾した鶏ガラスープに(1)の具材を入れ、弱火~中火で火にかけます。
- 野菜に火が通ったら、余ったチキンを投入。
- 最後に、味見をしながら塩コショウやコンソメで味を調えて完成です。
市販のルーが本格カレーに!? 鶏ガラスープでチキンカレー
鶏ガラスープを使ってぜひ試していただきたい料理がチキンカレーです。水の代わりに鶏ガラスープで具材を煮込み、余ったチキンを入れるだけ。
すると、市販のカレールーを使っても、まるでお店で出されるような深みのある濃厚なカレーに。野菜をいっぱい煮込まなくてもコクが出るので、時短のために玉ねぎとチキンだけで作ってもおいしく仕上がります。
【作り方】
- お好みでカレーに入れる具材を切る。
- (1)の具材を鍋で軽く炒めたら、規定量の水の代わりに同量の鶏ガラスープを入れて煮込む。
- 具材に火が通ったら、一口大にほぐしたチキンを入れて軽く温め、火を止める。
- 市販のルーを溶かしたら、とろみがつくまで煮込んで出来上がり!
ロティサリーチキンはズボラの味方!
今回は、コストコのロティサリーチキンの簡単アレンジ方法をご紹介しました。
一見、扱いが面倒に見えますが、アレンジ次第で時短でおいしい料理に変身するのがロティサリーチキンの魅力です。ズボラな方も、ぜひ骨までしっかり活用しておいしいアレンジ料理に挑戦してみてくださいね。
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