焼酎スタイリストyukikoです。前回の記事では、父の日やお中元の贈り物におすすめの芋焼酎と奄美黒糖焼酎を紹介しました。今回はプレゼントにぴったりの麦焼酎と粕取焼酎を紹介します。焼酎好きの方に喜ばれるこの時期にぴったりの銘柄です。夏に向けて皆さんにチェックしてほしい銘柄も今回はご紹介します。焼酎スタイリストおすすめの飲み方もお伝えしますので、ぜひ美味しく飲んで下さいね!

思わず自分も欲しくなる!金魚ボトルが夏にぴったりのおすすめ麦焼酎

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焼酎スタイリストおすすめ!プレゼントにぴったりの本格焼酎(芋焼酎・奄美黒糖焼酎編)

お中元や夏のお祝い、プレセントにおすすめなのが麦焼酎「ふんわり涼やか特蒸泰明(とくじょう たいめい)」(藤居醸造株式会社)です。麦焼酎の本場、大分県の蔵元が手掛けています。麦焼酎好きの方にプレゼントを贈ろうと考えている方には、この時期に必ずチェックしてほしい夏限定の焼酎です。

「ふんわり涼やか特蒸泰明」は、香り豊かな藤居醸造の代表銘柄「特蒸泰明」を夏の暑い時期にさらりと飲みやすいように造られた夏焼酎です。そのため、通常なら25度のアルコール度数をあらかじめ19度に下げて瓶詰めされています。

もともと麦焼酎「特蒸泰明」は蔵元の手仕事によってしっかりと造りこまれたお酒のため、19度でも「特蒸泰明」の良さである麦の香ばしさや甘さを楽しむことができます“中取り”と呼ばれる原酒タンクの中間の層にある一番美味しい部分だけを使用した贅沢な麦焼酎です。

さらに「ふんわり涼やか特蒸泰明」が秀悦なのは、ボトルデザインです。夏の涼を見ためからも感じられるような金魚の透かしボトル。飲食店でもこの時期人気の銘柄で、多くのボトルの中に置かれていてもひときわ目に留まります。贈り物として差し上げても、箱を開けたとたんに目を奪われてしまうことまちがいないしの商品なのです。

焼酎スタイリストyukikoおすすめの飲み方を後半に紹介しますので、季節感たっぷりの「ふんわり涼やか特蒸泰明」を今年も楽しんでいただきたいと思います。

日本を代表する清酒「獺祭」から生まれた粕取焼酎

山口県岩国市の旭酒造株式会社が製造する清酒「獺祭」。根強い人気を誇り、日本を代表する清酒の銘柄ですが、獺祭ブランドに焼酎があるのをご存知ですか?

それが、「獺祭の酒粕から生まれた 獺祭焼酎」です。清酒を絞った後に採れる酒粕には約8%のアルコール成分が含まれています。それを用いて焼酎にしたのが粕取焼酎です。

清酒「獺祭」は、どっしりとした飲みごたえのあるお酒というよりはフルーティーで柔らかな香りが特徴のお酒です。そのため女性にも飲みやすく、安倍首相がオバマ前大統領に贈ったお酒としても有名な銘柄ですよね。

その酒粕を蒸留することによって生まれたのが粕取焼酎「獺祭の酒粕から生まれた 獺祭焼酎」なので、清酒「獺祭」の上品な吟醸香や甘みが届いてきます。アルコール度数は39度と一般的な本格焼酎の25度と比べると高めですが、香りや甘み、口当たりなど清酒「獺祭」の特徴を活かした美味しく飲める度数に仕上がっています。日本酒好きの方、獺祭ファンの方にも注目してほしい焼酎です。

焼酎スタイリストyukikoおすすめ!2銘柄それぞれの楽しみ方

この時期の贈り物にぴったりな麦焼酎「ふんわり涼やか特蒸泰明」、粕取焼酎「獺祭の酒粕から生まれた 獺祭焼酎」。ここでは、焼酎スタイリストyukikoおすすめのそれぞれの楽しみ方を紹介します。

麦焼酎「ふんわり涼やか特蒸泰明」は夏の時期に飲みやすいようにアルコール度数19度で造られているため、ロックか少しだけ水を足して飲むのがおすすめです。大分県の特産品であるカボスをスライスしたり、三日月型に切ってグラスに浮かべても美味しいですよ。ほんのりと香る柑橘の香りと相性が良いです。

女性イベントで紹介すると、しっかり造られた美味しさとデザイン性の高さから「家でも飲みたい!ほしい!」と“ほろ酔い女子”の評価が高い本格焼酎です。水などで割って飲むことをしなくてもいい手軽さも魅力のひとつ。常温で保存可能ですが、ボトルを冷蔵庫で冷やしておくと更に清涼感のある1杯になります。

麦焼酎「ふんわり涼やか特蒸泰明」は夏の定番そうめんや冷や麦、蕎麦にも合います。アユの塩焼きなどの焼き魚、焼きとん、焼き鳥とコーディネートしても美味しいです。口の中の脂分もすっきりさせてくれるので、夏の晩酌にもおすすめの銘柄です。プレゼント用にも喜ばれ、夏の料理と相性の良い麦焼酎「ふんわり涼やか特蒸泰明」、ぜひチェックしてみて下さいね!


粕取焼酎「獺祭の酒粕から生まれた 獺祭焼酎」はアルコール度数が39度と高めですが、発売前から何度も試して一番美味しく感じる度数として現在の39度になっています。粕取焼酎は、清酒が持つ甘く華やかな香りと味わいが特徴です。「獺祭」ファンの方にも、その共通点はしっかり感じられるものに仕上がっています。

そのため、おすすめの飲み方はロックか炭酸割り。お酒の強い方は食後酒としてストレートで飲むのも良いでしょう。これらの飲み方にすると、もともと清酒「獺祭」が持っている華やかな酸味や甘みが美味しさとなって届いてきます。特に炭酸割りは試してほしい飲み方です。強炭酸水を注ぐと炭酸の泡によって「獺祭」独特の香りがグラスの上部に届いてきて美味しくいただけます。

食中酒として刺身やお寿司など和食と合わせるのも良いですし、焼酎スタイリストyukikoおすすめの楽しみ方は海外の蒸留酒のように食後酒としてゆっくり飲んでみてほしいですね。清酒「獺祭」との共通点や違いを感じながら楽しむのも興味深いですよ!

今回は、プレゼントにもおすすめの麦焼酎と粕取焼酎を紹介しました。味わい、デザインともに総合力が高く、これから訪れる夏を楽しんでもらえる2銘柄です。ぜひ活用してみて下さいね!