セブンイレブンのカップ麺コーナーにはたくさんの種類がそろっています。有名店とコラボしたカップ麺は非常にクオリティーが高いと評判です。中でも辛旨系のラーメンで長く人気を誇っているのが「蒙古タンメン中本」とのコラボカップ麺です!
でも、この商品普通に食べるとほんとに辛いんです……!蒙古タンメン大好きな筆者としても、辛いものが苦手な人にこの美味しさを味わってほしい!ということで、蒙古タンメンの辛さを抑えつつ美味しく食べることが出来る方法を探してみました!

辛いもの苦手だけど食べてみたい!

汗が吹き出してしまうほどの辛さの中に味噌と野菜の旨みがしっかりと感じられるスープと、コシのある太ストレート麺がやみつきになってしまいます。お値段も税込み204円とコラボ系の商品ではお手頃価格なのも嬉しいです。

そんな蒙古タンメン中本 カップ麺。辛い食べ物が苦手な人も「一度は食べてみたい!」時があるのではないでしょうか?

辛いものが苦手だけど興味があるという人、筆者が体当たりで検証した結果を参考にして、ぜひチャレンジしてみてください!

辛さを抑えるカギは乳製品! セブンイレブンで買える商品で蒙古タンメン中本をマイルドにできる?

一般的に辛さを中和するためには何が有効なのかを調べてみると、ある共通点が浮かび上がりました。それは牛乳やヨーグルトなどの「乳製品」です。

牛乳や乳製品は辛さの原因となるカプサイシンという物質とくっつき、それを飲み込むことで舌や口内のカプサイシンを洗い流し、辛さを緩和させるといわれています。

農林水産省のサイトでも、カプサイシンによる辛さを抑えるためにはヨーグルト飲料であるラッシーや牛乳などと一緒に食べましょう、と記載されていますね。

ということで「乳製品」というヒントをもとに、セブンイレブンで買える乳製品で蒙古タンメン中本の辛さを抑えられるかもしれないというものを3つほどチョイスしました!

チーズ

1つめはトロ~リ美味しいチーズです! 実は蒙古タンメン中本の期間限定のカップ麺で、チーズを使ってちょっとマイルドになった「蒙古タンメン中本 チーズの一撃」という商品も期間限定で発売されていました。なので、チーズの組み合わせは間違いないだろうと思い、安心のチョイスです。

牛乳

2つめのチョイスは乳製品の原料、牛乳です!最初はスタンダードな牛乳を飲みつつ蒙古タンメンを食べる、ということを考えていましたがそれだと蒙古タンメンのアレンジにならないので、ちょっと挑戦的な使い方をしてみました。

生卵

最後のチョイスは乳製品以外からのチョイスで、生卵です!セブンイレブンには小分けタイプの卵も売っているので便利です!

辛さを抑えるために推奨されている食品というわけではありませんが、カレーやキムチ鍋などの辛い料理を食べた時に生卵を混ぜるとマイルドになって食べやすくなった!という経験、ありませんか?卵のコクと甘みに加えて、溶かした卵が辛さをコーティングしてくれるので辛さはあまり感じません。

この力を蒙古タンメンでも発揮してくれるのではないかとの期待を込めて今回チョイスしてみました。より辛さを感じないような普通の食べ方からちょっとひと工夫加えた食べ方を紹介します!

では、それぞれについて辛さはどのくらい抑えられたのか、実際に食べて検証してみました!

実際に食べて検証してみた!

今回辛さを抑える商品としてチョイスした、セブンイレブンで買える「ミックスチーズ」「毎日の食卓3.6牛乳」「逸品こだわりたまご」がどれだけ辛さを抑えられたかを5段階で評価していきたいと思います!

作り方も合わせて解説しますので、興味を持った食べ方はぜひ真似してチャレンジしてみてください!ではおすすめ度の高い組み合わせからご紹介!

蒙古タンメン×チーズ おすすめ度★★★★☆

蒙古タンメンとチーズの組み合わせですが、過去に限定商品が出ただけあって、その相性は最高です!

作り方は簡単。お湯を入れる前にカップの中にチーズを入れるだけ!

入れる量はお好みですが、辛さが苦手な人ほど多く入れたほうが良いですね。私はちょっと多めに2つかみほど入れました。上の画像のようにチーズを投入したらこの上からお湯を入れます。チーズの分だけかさが増してますので、お湯は気持ち多めに入れておきましょう。

完成はこのような感じになります。蓋を取り除いたら後は少しかき混ぜましょう。多少溶け残ったチーズもかき混ぜていくうちに溶けていきます!

チーズの甘みとコクが蒙古タンメンの辛味を中和してくれて、辛さはかなり控えめになります。辛さが苦手な人も余裕で食べられると思います

難点を挙げるとすれば、これは入れる量やチーズの種類によりますが、セブンイレブンのチーズでは完全にトロトロにはならなかったのです。当然チーズが絡んでいないところは通常通りの辛さになってしまいます。なので、多めにチーズを入れてよくかきまぜるのがおすすめです。

スープとチーズの相性も非常に良いので、蒙古タンメン好きにもぜひとも試してほしいですね!

蒙古タンメン×生卵(つけ麺風) おすすめ度★★★☆☆

生卵はそのままスープに入れると固まってしまったりスープがぬるくなってしまうかもしれないので、今回は別皿に卵を溶いて「つけ麺風」にいただいてみました!

こちらも作り方の手順は特にありません。通常通り作った蒙古タンメンと溶き卵を用意するのみ!

つけ麺風にすることでスープの辛みを直接感じることがなくなるうえに、卵のコーティングによってかなり辛さは抑えられます。でもチーズよりは辛さを感じる気がしますね。それでも十分辛いもの苦手な人でも食べられるレベルだと思います。

蒙古タンメンの旨みとわずかな辛み、卵のコクと甘みがベストマッチして、まるで別の料理のように、また違った味わいが楽しめます。蒙古タンメン好きは1度試してみた方が良いかも!

難点と言えば、卵用の別皿が必要なことと、スープが残りやすいということです。なので麺を食べ終わったら、残った卵とスープを割り入れて飲んでもマイルドになってグッド。ただ、卵の量が少ないと辛さが中和されないので卵を多めに使うか、卵にスープを調整して入れると良いと思います。

蒙古タンメン×牛乳 おすすめ度★★☆☆☆

最後に牛乳です!今回は牛乳を温めて、お湯の代わりに牛乳を使って蒙古タンメンを作ってみました!

すでに有名なアレンジ方法でもある「カップヌードルシーフード味を牛乳で作ると美味しい」という発想をそのまま蒙古タンメンに取り入れてみました。

果たして結果は…?

見た目は正直あまり良くありませんが、味は想像以上に美味しかったです!辛みと旨みを感じつつ牛乳ならではのコクと甘みが合わさって辛さが控えめのエスニック系のカレーのような味わいを感じました!

しかし、辛さに関しては確かにマイルドになっているものの、舌を刺激するような辛みはまだ残っていました。上の2つと比較しても舌に残る辛さの感覚や汗の量は多かったと思います。

1回蒙古タンメンを食べて「もうちょっとだけ辛くなかったらなぁ…」と感じた人にはちょうどいい辛さかもしれません!

問題点としては牛乳を温める手間が非常にかかることですね。水のように手軽な電気ケトルで沸騰させることが出来ませんので鍋を用意する必要があるのが面倒くさいと感じてしまうかも。

外出先で食べる場合は、セオリー通り蒙古タンメンを食べながら牛乳を飲んで辛さを和らげましょう。

まとめ

今回3つの食材で検証させていただきましたが、結果をまとめると以下のようになりました。

1位:チーズ(おすすめ度★★★★☆)
2位:生卵 (おすすめ度★★★☆☆)
3位:牛乳 (おすすめ度★★☆☆☆)

特にチーズはぜひとも試してほしいイチオシのアレンジ方法です! 今回紹介した食材はすべてセブンイレブンで購入できる商品ですので、ぜひ蒙古タンメンを買う際は一緒に買ってご自身の舌で確かめてみてくださいね!