森永乳業は氷菓の新ブランド「蜜と雪」を立ち上げ、4日から「抹茶」=写真、「いちご」「レアチーズ」の3品を新発売する(150ml、税抜き160円)。濃密ソースと微細氷が絡み合い、今までにない食感と味わいが楽しめる商品で、コンセプトは「かき氷とアイスの両方の良さをもつ、ありそうでなかった新しい氷菓カップ」。こだわり素材を使用した高級感ある同品の投入で、変化の少ない氷菓市場の活性化を目指す。

同品は上がけソースと微細氷の2層構造で、上層を「蜜」、下層を「雪」と命名。香りのよい軟らか食感の自家製ソースと、舌触りの良い微細氷が舌の上で絶妙に溶け合う新感覚の濃厚氷菓だ。

とろりとしたコクのあるソースと、フレーバーごとにこだわりの素材を混ぜ込んだ微細氷のハーモニーで、最後までぜいたくな味わいを楽しめる。

「抹茶」(氷菓)は、宇治抹茶を使用した滑らか食感の抹茶氷に、北海道産アズキを混ぜ込み、食べ飽きない味に。京都産宇治一番茶を使用した濃密な抹茶ソースを上掛けした。

「いちご」(同)は、滑らか食感のミルク氷に甘みと酸味がちょうど良いイチゴ果肉を配合。イチゴ果肉入りのソースをかけ、コクがありつつも後味すっきりの味わいを実現した。

「レアチーズ」(ラクトアイス)はレモンで香り付けした滑らか食感のレアチーズ氷に、チーズの香りを利かせたチーズソースをカップの底に充てんした。ブルーベリー、ラズベリー、ストロベリーを使用したミックスベリーソースとも相性抜群だ。

また、内容の新しさを伝えるためパッケージにもこだわり、約30のデザインから選択。すっと溶ける雪のような微細氷に、蜜のようなとろりとしたソースが絡まる様子を表現した。

8日からはTVCM「新感覚」編も放映。CMキャラクターの箭内夢菜が同品を食べた途端、おいしさのあまり、宙を舞う不思議な物語を放送する。

◇日本食糧新聞の2018年6月1日号の記事を転載しました。