日本独特の蒸し蒸しとした湿度の高い暑さが、身体にこたえる日本の夏。自然と、ヒンヤリとしたものを求めて冷蔵庫に手が伸びる回数が増えてきます。そんな時期に試してみたい「冷やしておいしい食べ物」! 普段冷やしたことのない食品も、冷やしても意外と美味しく頂けます。CMなどでも見かける食べ方もあり! そんな「冷やして美味しい」食べ方5選をご紹介します

<1>冷やしたことなかった!「グミ」は凍らせてもイケる

小さな頃からグミが好きでよく食べていた筆者。売り場にも常温で置いてあるため冷やして食べることを考えたこともありませんでしたが、冷たくしても美味しい!

果物果汁が使用されているものが多く、冷たいのが合わないわけありません。ネットでは「濃厚でおいしい!」「果実そのまんまみたい」と人気のグミ「コロロ」を冷やして食べる人が続出。これは凍らせても絶対美味しい。

<2>クリーム系のパンは、冷たいのも合う!

こちらも、美味しいだろうなという想像が簡単につく「冷やしてうまい」シリーズ。

ホイップクリームが入っているものなどは特にひえひえが合う。パンは冷やすとパサパサになりそうですが、開封せずに冷やせば問題なし。(ただし保存用ではなくおいしく食べる方法として)

ホイップ入りのメロンパン(クッキー生地もカリっとなって美味)・あんぱん、薄皮ミニパンシリーズも安定のおいしさです。

筆者の故郷、広島発の人気パン「八天堂 くりーむパン」は冷蔵専用。ここまでくるともはや “スイーツ”ですが、冷やしてもしっとり美味しい。おすすめです。

<3>カップヌードルに、たっぷり氷をイン!

さて、ここからは賛否両論ありそうなゾーンへ。

数年前にCMでも公式に紹介されたり、ネットでも話題になったのがカップヌードルに氷を入れた「冷やしカップヌードル」。作り方はシンプルです。

1. 熱湯を、麺が隠れるギリギリまで入れて1分。
2. 麺と具材をしっかり混ぜて2分待つ。
3. 氷をたっぷり入れて混ぜ、冷えたら完成。

実は、個人的にはあまりそそられていなかった食べ方の1つでしたが、やってみると「これけっこうおいしい!」。

口コミでも評判の高かった、カップヌードルチリトマト味でトライしてみてください。これがけっこうイケるのです。冷製パスタ風になります。スープが冷えるので麺もシマっていい歯ごたえ。後からじんわり辛さも感じます。

カップヌードルは以前、油分が控えめで固まりにくい「カップヌードルライト」を冷やして食べることを公式が推奨していましたが、通常のものでも美味しくいただけましたよ。

<4>食欲ないときにも!「冷やし茶漬け」

夏場のCMなどでも見かける食べ方。ふつうのお茶漬けの素でもできますが、スーパーでは「冷やし専用」の素が5月頃から出始めています。

残りご飯にお茶漬けの素をのせ、冷たい水(氷水でもOK)を注いで完成です。

筆者が今回使ったのは、スダチの香りが爽やかに効いた「永谷園 冷やし塩すだち茶づけ」でしたが、さっぱり美味しく食べられました!

また、素を使用しなくても、「梅×きゅうり×しらす」「みょうが×オクラ×柚子胡椒」などをごはんにのせて、冷たい出汁をかけていただく冷やし茶漬けも美味ですよ。

<5>「努努鶏」は絶対に温めないでください

こちらは福岡・博多生まれの、冷やして食べる唐揚げ「努努鶏(ゆめゆめどり)」。お土産品として駅やサービスエリアの冷蔵コーナーによく置かれています。

冷蔵系のお土産は、調理が必要だったりとちょっと手間がかかるイメージもありますが、こちらはそのまま食べられます。むしろ、冷凍庫から取り出してすぐ食べた方が美味しいという商品。

油が固まってイヤな感じもなく、かじりつくと「カリカリ感」もちゃんとあっておいしい。濃い目の味付けなので、おかずにもオツマミにもぴったりです。

今回はちょっと意外なものも含め、冷やして美味しい食べものをご紹介しました。意外な発見があり、人にも教えたくなる “新しい食べ方” を、ぜひお試しください。