スポーツ栄養士、健康食育シニアマスターの馬明真梨子です。
今年はまだ5月なのに、夏のような気温や日差しを感じることが多いですね。あっという間にやってくる夏。夏バテ対策はもうすでに始まっています。食べ方を意識するだけで、元気に梅雨も夏も過ごすことができるので、今年こそは5月のうちから食生活を見直してみませんか。

スタートスイッチに朝食を!おススメは温かい食べ物

1日の身体や脳のスタートスイッチは「朝日を浴びる」ことだけでなく、「朝食」も重要になります。朝食には、体温アップ、エネルギーやビタミン、ミネラル補給、便秘予防、ホルモン分泌などの役割があります。

しかしながら昨今は、朝食の欠食やスムージーやヨーグルト、ゼリーなど「飲む」こと中心で冷たい食事をとる方が増えている傾向にあります。ヨーグルトもスムージーも健康的に見えますが、身体の内部では37℃前後で機能が活性化されるため、冷たい飲食物よりも温かいもののほうがおススメです。

特に、最初の1口目の飲食物は温かいものを口にするように意識してみましょう! 温かいお茶や白湯を飲むだけでもOKですよ! できることから始めてみましょう。

普段の朝食は、ごはんと具だくさんの味噌汁です!

熱中症対策には運動後の牛乳が良い!?

熱中症対策の一つとして、運動後に牛乳を飲むと効果的!というデータが昨今紹介されました。ご存知でしたか。運動後30分以内に牛乳を1~2杯飲むことで循環血液量が増し、発汗量が増えることで暑さに慣れるというものです。

特に運動を始めたばかりの人に効果的とのことです。夏本番に試すよりも、5、6月の運動後に牛乳を飲む方法を試してみてはいかがでしょうか。


牛乳に含まれるたんぱく質をとることで筋肉量が増え、循環血液量の増加を促しているようです。運動後にたんぱく質と糖質を摂ることで疲労回復効果を高めることができるので、食事時間まで1時間以上空く場合は、牛乳とパンやおにぎりなどを組み合わせても良いです。

カギは水分補給!実は水分量の半分は食事から

汗をかく季節になったら、「しっかり水分補給をしましょう!」と耳にすることが増えると思います。お茶や水を飲むことも水分補給ですが、食事も水分補給の役割を担っています。

1日の必要な水分補給は約2.5Lと言われていますが、その内訳は飲料1.2L、食事1.0L、体内で生成される水0.3Lとなっています。必要とされている水分量の約半分が食事から補給されているのです。

汁物も水分補給と塩分補給の役割もあります!

暑さが増すにつれて普段よりも食事量が減ってしまえば、おのずと補給される水分量が減ってしまいます。こまめに水を飲むことだけでなく、食事からの水分補給が減らないように気をつけることも夏バテ対策の鍵となります。夏本番になる前から気をつけることが大切です。ぜひ今年は5月、6月から夏に向けた食べ方を意識してみませんか。