カップ麺って、たまに食べたくなるんです。で、お店に行くと、その種類の多さに圧倒されてしまう~という方は多いと思います。食品の中でもカップ麺の新製品の登場数はトップクラス!! 定番のおいしさから、奇抜なアイデアまで多種類が揃うカテゴリーです。
今回は食品業界向けの会員サイト「食@新製品」の情報をもとに、4月~5月に発売された“こんなメニューがカップ麺になっちゃった!”ランキングをお送りいたします♪ ちなみにカップ麺は期間限定品も多いので、お店で見つけた時=買い時ですよ!

【1位】明星 一平ちゃん夜店の焼うどん<いなり寿司味> 寿司ガリ風味マヨがポイント!

ランキング1位には、いなり寿司を焼うどんにアレンジしちゃった、というツワモノ登場!!

「明星 一平ちゃん夜店の焼うどん <いなり寿司味>」(明星食品)は酢飯風味とカップ麺が一体どのように融合したのでしょうか? パッケージ下部には「いなり寿司は入っておりません。」の注意書きまで。ああ、とても気になるアイテムです。

メーカーの説明によれば、お揚げの甘じょっぱさと酢飯の甘ずっぱさを合わせた、いなり寿司ならではの味わいがするとのこと。お醤油をベースにみりんを加え、酸味と甘みのバランスを取った“いなり寿司風のソース”を作ったそうです。

かやくは、先入れするきざみタイプのお揚げ。ふりかけは、紅ショウガ、白ごま、黒ごま。

そして極めつけは、“ショウガの風味が利いた、寿司ガリ風味マヨ”。これが味に強力なポイントを加えます。

その特製マヨのデザインにも注目ーー!なんと“バラン”のしま模様が入っているんです! いなり寿司を買った時を彷彿とさせる見た目に思わず笑っちゃいます♪

価格は、1食180円 (税別)。5月14日から全国発売中!

【2位】MARUCHAN QTTA(クッタ)<メキシカンタコス味> スナック感のある麺が、やみつき度MAX!

 

食べた後に“はぁ~、くった~”と一息ついて前向きな気持ちになってもらいたい!と誕生した「MARUCHAN QTTA(クッタ)」(東洋水産)。松本人志さんが差し入れの「QTTA」を持ってくるTVCMをご存じの方も多いのでは?

今回、同シリーズから登場した新アイテムが<メキシカンタコス味>。タコスのあのスパイシー感は、やはりスープに生かされているようです。スパイシーさばかりではなく、香ばしいコーンの風味を利かせつつ、酸味も感じます。この酸味も“タコス”らしさなり!

一方の麺といえば、チキンのうまみと発酵調味料で味を付けた上に、ラードを使用した油で揚げており、香ばしくもスナック感覚の味わいに。タコススープとの相性は抜群です。

このスパイシーさは、クセになりそう~♪

価格は、1食180円 (税別)です。5月14日から全国で発売中!

【3位】日清のどん兵衛<どリッチ 全部のせうどん> 超~ぜいたく!おあげ&天ぷら&牛肉をいっぺんに

 

ロングセラーの「どん兵衛」は、好きな人も沢山いますよね。でも「きつねうどん」のお揚げも、「天ぷらそば」の天ぷらも、「肉うどん」の牛肉も、どれも迷いがたい~という方に朗報です!全部いっぺんに食べられます!

「日清のどん兵衛 <どリッチ 全部のせうどん>」(日清食品)は、そんな究極の願いを叶えてしまった“超・贅沢”バージョン。「ふっくらおあげ」「サクサク天ぷら」「ジューシィ牛肉」という三つの具材が、いっぺんに乗っかるのか?という不安はさておき、夢は現実に起きてしまったのです!

昆布とカツオだしが上品に調和した、うまみが後を引く味わい深いおつゆも、うどんや各具材にうまく染み渡ります。

ちょっと笑ってしまうのは、具材のボリュームがありすぎて通常のカップには入りきらなかったこと。なので、かぶせフタのついた特別パッケージを使用しています(笑)。

価格は、1食290円 (税別)・・・贅沢なだけあって、ちょっとお高め★でも満足! 4月23日から全国発売中です。

【4位】サッポロ一番 汁なし<四川風麻婆麺> 麺とからみ合う四川の辛みが、暑い時にもピッタリ

 “麻婆”といえば・・・豆腐?ナス? いえいえ、麺だって麻婆にあうんですよ?

といわんばかりに登場したのは「サッポロ一番 汁なし <四川風麻婆麺>」(サンヨー食品)。外食でも人気の“汁なし”タイプで、よりその辛さをダイレクトに感じましょう!

タレは、ポークのうまみに、みそ、醤油、豆板醤のうまみを合わせています。さらに決め手の唐辛子と花椒の辛みをきかせ、四川風の麻婆味に仕上げました。聞いているだけで辛そう!ますます汗が出そうー!

そんなタレとの絡みをよくするために、麺にはちぢれをつけています。具材の肉そぼろのうまみと豆腐のやわらかな食感とも良くあい、食欲をそそります。・・・・・・えっ、お豆腐が入っているの(笑)?

価格は、1食180円 (税別)。5月21日から全国で発売スタート。

【5位】ニュータッチ 大盛名古屋カレーうどん 愛知県民は感涙!オリエンタルのカレールウ使用

最後は、カレーをおうどんに合わせた「ニュータッチ 大盛名古屋カレーうどん」(ヤマダイ)です。

「カレーうどんなんて、珍しくないじゃん・・・」というなかれ!本品には、愛知県の香辛料メーカー“オリエンタル”が監修し、同社のオリエンタルの「カレールウ」を使用しているのです。

これです!

そう!愛知県民の方々には、懐かしくも、いまもって現役のカレールウが使われているのでした。そんなルウが生かされたスープは、スパイス感とミルク感のあるこってりとした味にムロ節・宗田鰹節を配合して和風カレーの味わいに。「ザ・日本のカレー」風味というところでしょうか。

麺は、舌触り滑らかでもちもちとした弾力のある太めタイプ。麺は大盛りなので、スゴクお腹が空いた時にはピッタリですヨ。

価格は、1食170円(税別)。5月14日から全国で発売中!

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以上、「食のプロが注目する“こんなメニューがカップ麺になっちゃった”」ランキングでした! オモシロ・カップ麺は話題性も抜群。今度はどんなメニューがカップ麺に変身してしまうのか、期待してしまいますね~。

◇日本食糧新聞社が運営する新製品情報サイト「食@新製品」の情報をもとに記事を作成しています。