真っ白なごはんの上にふりかけを一振りかけるだけで、ごはん嫌いの子どもでもパクパク食べてくれるようになったという経験があるお母さんは多いのではないでしょうか。ふりかけには非常に多くの種類があり、魚、卵、海藻など、子どもの好みによっていろいろな味を選ぶことができます。ごはんをおいしく彩ってくれるだけでなく、栄養補助食品としての役目も持ち合わせるふりかけ、みなさんは特にどの味がお気に入りでしょうか。たべぷろ編集部がアンケートを取って、普段子どもさんにどんなふりかけを食べさせているのか、お母さんの実際の声を聞いてみました。

子どもの骨を丈夫にしてくれるカルシウム入りのふりかけ

アンケートの結果、一位はカルシウム入りのふりかけとなりました。

  • 息子2人を育てていますが、男の子は身長があったほうがいいかなと思ってしまうので、ついつい口にするものはカルシウム重視になります。(40代/女性/専業主婦)
  • 成長期にカルシウムは必須だと思うので、ふりかけで補えたら良いと思う。牛乳などで摂るのはもちろんだが、子供が好きなものでよりたくさん摂れたらうれしい。(30代/女性/個人事業主)
  • 丁度子供の歯がグラグラしだして、生え変わりの時期だからカルシウムをたくさん取らせたい。(40代/女性/専業主婦)
  • 魚などがまだ食べれないのでふりかけにカルシウム入りだと助かります。(30代/女性/専業主婦)
  • 骨を強くさせたいので、小魚が入ったカルシウム入りのふりかけを食べさせたいです。(30代/女性/専業主婦)

子どもたちの体の成長に欠かせない栄養素であるカルシウム、実は普段の食事からでは十分な量を摂取するのは難しいとも言われています。小魚や大豆製品、海藻類をバランス良く食事に取り入れることが大切ですが、お母さんにしてみると大変です。その点、カルシウム入りのふりかけなら気軽に栄養を補うことができますので、子どもたちも楽しくおいしくふりかけを食べながら丈夫な骨や体作りをおこなえますね。

野菜不足を補える緑黄色野菜入りのふりかけ

アンケートの結果、僅差で緑黄色野菜入りのふりかけが二位となり、三位に減塩、四位にアルゲンフリー、五位は乳酸菌入りのふりかけとなりました。

  • 彩もよさそうだし、野菜嫌いの子供にも何気なく栄養が取れるのでいいと思うから。(40代/女性/専業主婦)
  • なかなか野菜を食べたりしないのでこれだけで少しでも野菜が摂取できるなら嬉しい(30代/女性/専業主婦)
  • 野菜がどうしても不足がちなので、子供に美味しく野菜入りのふりかけを食べさせたい。(30代/女性/パート・アルバイト)
  • どうしても市販品は塩分が多く入っているので、少なめな物を選ぶようにしています。(30代/女性/専業主婦)
  • こどもがアレルギーなのでアレルゲンフリーのものをえらんでます。(30代/女性/専業主婦)
  • 美味しくて、乳酸菌入りのふりかけがあると 免疫もあがって健康になれると思うので。(40代/女性/個人事業主)

毎日しっかり食べてほしい野菜ですが、子どもが嫌がって食べてくれないと困ってしまうお母さんは多いものです。その点、緑黄色野菜入りのふりかけなら、野菜特有の苦みや味もついておらず、野菜嫌いの子どもさんでも楽しく食べられる味付けになっているので安心ですね。

その他、減塩やアレルギー用のふりかけ、乳酸菌入りのふりかけなど、健康面をさらに意識した商品も増えていますので、ふりかけを選ぶ楽しみがますます増えていきそうです。

ランキング上位に入ったふりかけをさらにおいしく食べる食べ方

今回、子どもに食べさせたいふりかけランキングを見てきましたが、栄養も補え子どもたちが楽しくおいしく食べられる、カルシウム入りや緑黄色野菜入りのふりかけに人気が集まりました。ふりかけは、そのまま白いごはんの上にふりかけていただくのもいいですが、ちょっとしたアレンジで、さらにおいしく食べることもできます。

例えば、トーストにふりかけたり、うどんやパスタにアクセントとしてふりかけるだけで、いつもの料理が華やかにさらにおいしくなることもあります。ふりかけのアレンジレシピも非常に様々なものが出ていますので、いろんなふりかけの食べ方を楽しんでみてはいかがでしょうか。

<たべぷろ編集部調べ>
日本食糧新聞4月26日号の「ふりかけ・お茶漬け特集」と連動したアンケートです。
調査地域:全国
調査対象:20-40代の既婚・子供のいる女性
調査期間:2017年3月8日~3月22日
有効回答数:100サンプル

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